「2017年 シートの品質と満足度調査」で高評価を得た車種とサプライヤーを米国の調査会社が発表
米国の調査会社J.D.パワー・アンド・アソシエイツが発表したシートやシートベルトの品質と満足度に関する最新調査で、フォード「エスケープ」フォード「エッジ」アウディ「A3」シボレー「クルーズ」起亜「カデンツァ」ポルシェ「カイエン」トヨタ「タンドラ」のシートが、各セグメントの最高評価を得た。

「J.D.パワー 2017年 シートの品質および満足度調査(Seat Quality and Satisfaction Study)」は、2017年モデルイヤーの乗用車やライトトラックに乗る7万7,000人のオーナーとリース契約者を対象に、クルマのシートとシートベルトについて、オーナーとなってから最初の90日間以内の評価を調査したもの。調査は7つのセグメントで行われ、100台あたりの不具合指摘件数(PP100)がどれだけ少ないかを点数にする。評価は自動車メーカーではなく、シート・システムを供給する部品サプライヤーに対して行われる。

カナダの自動車部品サプライヤーであるマグナ社は、A3、エスケープ、エッジのシート・システムを手掛けており、7セグメント中3つの部門で1位を獲得した。特にアウディ A3のシートは不具合件数がゼロと最も優秀だった。アイルランドのアディエント社は、カデンツァとカイエンのシートを供給しており、2つのセグメントで受賞。クルーズのシートを製造するリア・コーポレーションと、タンドラのシートを手掛けたアバンザー・インテリア・テクノロジーズがぞれぞれ1部門の受賞となった。

J.D.パワーによれば、自動車メーカーとサプライヤーに品質と満足度の評価の情報を提供し、シート・システムの開発とマーケティングに利用してもらうことが、この調査の目的であるという。だが、同社が言うように「調査結果は顧客にとっても興味深い」ものであり、「実際のところ、ドライバーはかなりの時間を自動車内で過ごしており、長時間の移動を行う人々にとっても、最も座り心地の良いシートがどのクルマに提供されているのかを知るのに有効である」とのこと。実にその通りだ。

自動車メーカー別に見れば、フォードはエスケープが大衆向けコンパクトSUV部門、エッジが大衆向け中大型乗用車部門で受賞し、今回最多の2部門で1位となった。両車ともにマグナが手掛けたシートを装備している。

他には、トヨタ紡織のシートを採用するレクサス「RC」が高級車部門、トヨタ「ハイランダー」が大衆向け中大型SUV部門で、それぞれ2位を獲得している。

J.D.パワーによれば、シートの品質は22の項目、シートベルトの品質は3項目、満足度は12の項目で評価を行ったという。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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