メルセデスAMG、F1用エンジン搭載のハイパーカー「プロジェクト・ワン」をチラ見せ!
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メルセデス・ベンツは近々発表を予定しているAMGのハイパーカープロジェクト・ワン」について、情報を少しずつ明らかにしながら我々の期待を煽り続けている。5月にはパワートレインとサスペンションがすっかり露わになった内部画像が公開されたが、そのボディについては今まで口を閉ざしてきた。だが遂にメルセデスAMGは、クルマの外観がどうなるのか想像できるようなティーザー画像を公開した。

この画像を見て、まず最初に興味深く感じたことの1つは、「スリー・ポインテッド・スター」の位置だ。他のほぼ全てのメルセデスの市販車のように、フロント・グリルの中央に前方に向けて装着されるのではなく、グリルより奥まったボンネットの上に、ボディに対してフラットに付けられているようだ。フロント・フェイス自体も「メルセデスAMG GT」とはまったく異なるデザインとなっている。ヘッドライトも通常のメルセデス車に見られる膨らんだ形状ではなく、細長いスリットに三眼のランプが横に並んでいる。シルエットはマクラーレン「F1」メルセデス・ベンツ「CLK GTR」のような1990年代後半のGT1クラスのレースカーを彷彿とさせる。

Mercedes-AMG PROJECT ONE

プロジェクト・ワンのボディをはっきりと見るには、完全に公開されるフランクフルト・モーターショーまで待たなければならない。だが、その下にあるパワートレインについては既に情報を得られている。このハイパーカーには、F1用パワーユニットをベースとするレブリミットが1万1,000回転の1.6リッターV6ターボチャージド・エンジンと、4基の電気モーターを組み合わせたハイブリッド・パワートレインが採用される。メルセデスの発表によれば、その最高出力は1,000馬力以上、最高速度は350km/hを超えるという。

このプロジェクト・ワンは275台が限定生産される予定で、価格は2億8,000万円ほどになる見込みだ。運転の操作は一般的なクルマと変わらないそうだが、F1由来のエンジンは走行5万kmごとにオーバーホールしなければならない。レースカーのエンジンとはそういうものである。だが、このクルマを購入しようと思う人が、エンジンの耐久性についてそれほど気にするとは思えない。この手のクルマの多くは、それほど距離を走ることがないからだ。

全貌は9月12日に開幕するフランクフルト・モーターショーで明らかになる。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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