アリエル、1180馬力の電動スーパーカー「HIPERCAR(仮)」を開発中! 試作車のシャシーを公開
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アリエルが1,000馬力を超える電動スーパーカーを開発中との噂が報道された翌日、同社はその存在や噂に上った内容をほぼ全面的に認めた。公式な車名はまだないが、アリエルでは「HIPERCAR」(ハイパーカー)という仮称で呼んでいる。"High-Performance Carbon Reduction(高性能・二酸化炭素削減)"の単語の頭文字に由来しているという。



このクルマは4輪それぞれに小型モーターを搭載し、合計で最高出力1,180hp、最大トルク183.6kgmを発揮、0-100km/hまで2.4秒で加速するという。最高速度は257km/hに達すると発表されている。この4輪駆動モデルの他に後輪駆動バージョンもあり、こちらはモーターが2つに減るため、最高出力は590hp、最大トルク91.8kgmとなる。モーターは42kWhまたは56kWhのリチウムイオン・バッテリーから供給される電気で作動するが、必要に応じてこれを充電するために、発電機として働く35kWのマイクロタービン・エンジンも搭載する。



このHIPERCARは、同社の「アトム」や「ノマド」と違ってクローズド・ボディを持つ。レンダリングを見る限り、なかなか過激な外観のマシンだ。角張ったボディ・パネルに多くのフィンやウイング、ディフューザーが備わり、ヘッドライトは険悪な表情に見える。ガルウイング・ドアが採用されているのは、プロトタイプのシャシーとそのサイドシルの高さから見て、そうする必要があったのだろう。その内部にはアルミニウムを貼り合わせたシャシーや、アルミニウム製のウィッシュボーンと調整可能なダンパーを組み合わせたサスペンションがあり、鍛造合金またはカーボン・コンポジット製のホイールに、前265/35 R20、後325/30 R21 サイズのタイヤを履く。アリエルは車両重量を明らかにしていないが、これまでの噂によると3,500ポンド(約1,588kg)ほどになるとされている。



アリエルはまた、このクルマに関する今後のスケジュールも発表した。それによると、プロトタイプのシャシーは9月6日と7日に英国ミルブルックで開催されるLCV(低炭素車)ショーで展示され、実車は2019年に発表、翌2020年に発売するという計画だ。価格はプロジェクトが完成に近づいたら発表されるというが、同社の創業者サイモン・ソーンダース氏によれば「高度なテクノロジーのために高額なクルマになるものの、100万ポンド(1.4億円)級のスーパーカーを凌ぐ性能を考えればお買い得」だそうだ。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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