次期型BMW「Z4」の更なる情報が判明 ソフトトップを採用しエンジンは3種類
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BMWの次期型「Z4」がどんなクルマになるのか、8月17日にペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表された「コンセプト Z4」のおかげでイメージがかなり把握できた。ショーカーならではの遊びの部分、つまり細すぎるミラー、フロントの過度に入り組んだエアダム、オレンジ色のスエード張りの内装、風変わりなステアリング・ホイールといった要素を取り払って考えてみると、現実世界に投入される市販モデルの姿は容易に想像できる。

一方、米国の自動車専門誌『Automobile Magazine』とその欧州担当記者ゲオルグ・カッヒャー氏は、この新型ロードスターの仕様についてさらなる詳細を報じている。自明の情報としては、現行モデルのような格納式ハードトップではなく、ソフトトップを採用することで、車両重量を抑え、オープン時の荷室容量も確保するとのこと。しかし、ルーフを閉じた際にはリアの死角が大きくなってしまうようだ。

『Automobile』誌によれば、エンジンのラインアップはどれも「3シリーズ」でおなじみの3種類になるそうで、それは数週間前にリークされたモデルコードとも一致している。最高出力184psの「s20i」と252psの「s30i」は2.0リッター直列4気筒ターボ、326psの「M40i」は3.0リッター直列6気筒ターボを搭載する。BMWの広報担当者が語った話によると、「Z4 M」は設定されないらしい。新型Z4の「CLAR」モジュラー・アーキテクチャは電動化にも対応するが、Z4ではプラグイン・ハイブリッドや電気自動車バージョンは計画されていないようだ。トランスミッションはベース・グレードのs20iのみ、6速マニュアルが用意される見込みだが、s30iとM40iはお馴染みの(優れた)ZF製8速オートマチックだけになるという。

車内は現行モデルより広く、デジタル・ディプレイ式のメーター・パネルやヘッドアップ・ディスプレイ、そして第6世代の「iDrive」が採用されるとのこと。



なお、『Automobile Magazine』によると、価格は現行モデルの最終型とほぼ同じくらいに設定される可能性が高いそうで、発売は来年後半になるという。また、BMWの新型Z4とプラットフォームを共有するトヨタの新型車は、「スープラ」という名前が復活し、今年の東京モーターショーでプロトタイプが公開になると予測されている。BMWのZ4がオープントップのロードスターであるのに対し、トヨタの新型スープラはクーペになるが、モデルライフの後半には互いに交換されたバリエーションが登場する可能性もある。

ペブルビーチからコンセプト Z4の写真が届いたら、また改めてご紹介しよう。お楽しみに。


By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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