【ビデオ】立体駐車場の7階から転落したクルマが地面に激突! 同じ駐車場で1年以内に起きた2度目の事故だった!
米国テキサス州オースティンで7月13日、1人の女性が乗ったBMWのセダンが立体駐車場の7階から転落する事故が発生。現地警察はその様子が記録された防犯ビデオの映像を公開した。驚いたことに今回の事故は、この駐車場で1年以内に発生した2度目の墜落事故だという。

防犯カメラが捉えた映像には、BMWがノーズから地面に激突し、その場に止まっていた別のクルマのリアに接触した後、オースティン市街の508ブラゾス・ストリートに建つ駐車場の脇の路地に横転する様子が映っている。このBMWを運転していた女性は、一命は取り留めたものの重傷を負った。その場に居合わせた人たちは、救急隊が到着するまで彼女の介抱にあたった。

昨年9月、当時23歳のウィリアム・オコナー氏が運転する2004年型トヨタ「4ランナー」が同じ駐車場の最上階の9階から転落し、本来なら転落防止用であるはずのワイヤーロープに絡まった状態で宙づりになる事故が発生した。

オコナー氏は「死を覚悟しました。この経験で感じた恐怖は言葉では語り尽くせません」と語った。

また、「落ちていく瞬間、"自分はこうやって死んでいくのか、信じられない"という思いが頭の中を巡りました」と、地元メディア『American-Statesman』と『KVUE-TV』に対して話した。

地元のニュース・メディアには、今回の事故の記事とともに、宙づりのSUVから通行人に救助されたオコナー氏の事故の記事が掲載されている。当時のニュース映像は、文末に掲載した2本目のビデオでご覧いただける。

今回の事故の記事によると、この駐車場の駐車スペースにはコンクリートの縁石が置かれており、転落防止用に8~9インチ(約20~23cm)の間隔で直径0.5インチ(約1.3cm)程のワイヤーが5本張られているという。ワイヤー1本の静荷重は6,000ポンド(約2,721kg)ということだが、動いているクルマが対象の場合については記載されていない。また、この建物は築38年で、それ故にワイヤーの内部がむき出しになっていた。同紙は、このようなワイヤーは年月と共に伸びて緩んでしまうと、地元のエンジニアの話を引用している。

また、オースティン警察のクリス・カーライル巡査部長が『American-Statesman』に語ったところによると、ワイヤーが破損したオコナー氏の事故と異なり、今回の事故ではクルマがワイヤーをすり抜けていて、事故後もワイヤーは残ったままだったいう。

駐車場運営会社の広報担当者によると、昨年9月の事故以来、同社は構造エンジニアを採用して安全システムの検査及び修復を行ない、市の視察を受けて承認もされているという。しかし、市の職員によると、今のところ検査または修復した記録はなく、今後はこの会社を厳しく監視していくとのことだ。





By Greg Rasa
翻訳:日本映像翻訳アカデミー