メルセデス・ベンツ日本、新型「Sクラス」を外環道の建設現場で発表!
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メルセデス・ベンツ日本株式会社は8月9日、新型「Sクラス」を発表した。

発表会の会場となったのは、NEXCO東日本(東日本高速道路)が2017年度に開通を予定している外環道 三郷南IC(インターチェンジ)〜高谷JCT(ジャンクション)の建設途中の道路上に設けられた特設会場。メルセデス・ベンツ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO 上野金太郎氏は「本日の発表会は、東日本高速道路株式会社さまにご協力を賜り、本年度の開通を予定している東京外かく環状道路の建設現場を会場としてお借りすることができました。長さ約15km、幅約60mのこの道路は、1969年から約50年もの歳月をかけ、日本の最高の土木技術を結集し進めてきた一大プロジェクトとのことでございます。多くのクルマが外環道を利用するため、東京や千葉をより安全・安心・快適で魅力的な街に変えていく可能性を秘めた、首都圏の未来を創造する道路となるそうです。本日、発表させていただきます S クラスは、1972年のデビューデビューから約50年の歴史があり、常にその時々の最新技術を搭載してきました。新型 S クラスも自動運転につながる革新的な技術を搭載した、未来を創造するクルマでございます。本日は、未来の道路と、未来のクルマというコンセプトが合致し、このコラボレーションを実施させていただきました」と、東京外かく環状道路を解説した。


新型Sクラスの車両紹介は、開発担当のドミニク・フォーフト氏によって行われた。
安全運転技術も飛躍的に進化し、レーダーセーフティパッケージの「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」は、高速道路などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節、先行車が停止した場合は自車も停止する機能。自動再発進機能も採用され、高速道路での渋滞時に自動停止した際など、30秒以内に先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進が可能となった(一般道では3秒以内)。新機能の「アクティブステアリングアシスト」は、車線のカーブと先行車を認識し(車線が不明瞭な道ではガードレールなどを認識)、車間を維持しながらステアリング操作する。「PRE-SAFEサウンド」は、システムが不可避の衝突を検知すると、車両のスピーカーから鼓膜の振動を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝えるあぶみ骨筋の反射収縮反応を引き起こし、この収縮によって衝撃音の内耳への伝達を軽減する新たな機能。その他ににも「アクティブレーンチェンジングアシスト」「アクティブエマージェンシーストップアシスト」「緊急回避補助システム」「トラフィックサインアシスト」などの新機能が導入されている。



「S 560 long」「S 560 4MATIC long」に搭載される新型のV型8気筒4.0リッター直噴ツインターボエンジンは、最高出力345kW/469PS、最大トルク700Nmを発揮し、燃料消費を抑えるため、可変バルブリフトシステムのCAMTRONICを利用して低負荷時に4気筒を休止する気筒休止機能を採用。2基のターボチャージャーをV型シリンダーバンクの内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトの採用で、エンジンはコンパクト化されている。



「S 400」には最高出力270kW/367PS、最大トルク500Nmを発生する3.0リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジンを搭載。「メルセデス AMG S 63 long」 および「メルセデス AMG S 63 4MATIC+ long」は、スポーツカー「メルセデスAMG GT」と基本設計を共通とするAMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M177」を搭載し、450kW/612PSと900Nmを発生する。AMGが開発した新しい四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を搭載するメルセデス AMG S 63 4MATIC+ longは、0-100km/hを3.5秒で加速するという。



さらに「S 600 long」と「メルセデス AMG S 65 long」には、6.0リッターV型12気筒ツインターボエンジンが搭載され、S 600は最高出力390kW/530PSと最大トルク830Nm、S 65では463kW/630psと1,000Nmを発揮する。



エクステリアは、光ファイバーの3本ラインを用いた特微的なフルLEDヘッドライトを採用。リアのコンビネーションランプには、満天の星空の輝きを想起する「クリスタルルック」や、内側から外側、下側から上側へと流れるように解錠/施錠時に点灯する「カミングホームファンクション機能」も新たに導入された。全車、ツインルーバーとなったフロントグリルやワイドエアインテーク。リアバンパーも下部がデザインが変更され、左右エグゾーストエンドを結ぶクロームトリムがワイド感が表現されている。



インテリアには、アンビエントライト(64色)を採用し、新デザインのステアリングやワイドなコックピットディスプレイによって、車内をくつろぎの空間へと演出している。



テレマクスサービス「Mercedes me connect」の開発担当したアンドレアス・ハフナー氏は、その機能とサービス内容を解説。ドライバーが車外からスマートフォンによる操作で車両を縦列駐車する「リモートパーキングアシスト」の機能を実際に披露。「Mercedes me connect」は、自動車が通信することで利便性を向上させ、24時間緊急通報サービス・24時間故障通報サービスの「安心安全サービス」。リモートドアロック&アンロックやリモート(車両)ステータス確認、リモートパーキングアシストなどの「快適サービス」。24時間コンシェルジュサービスの「おもてなしサービス」と、3つのカテゴリーから構成されるサービスが提供される。



消費税込み価格は、S 400の1,128万円からメルセデス AMG S 65 longの3,323万円まで。8月9日より予約受付が開始され、納車はS 400が9月上旬から、それ以外は12月頃の予定となっている。


メルセデス・ベンツ日本 公式サイト
https://www.mercedes-benz.co.jp


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