インフィニティ「QX70」、ラインナップから(一時的に)姿を消す
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このクルマは当初、インフィニティ「FX」という名前で2003年にデビューした。ぼってりしたマッチョなフォルムのクロスオーバーSUVで、ボンネットが異様なほど長い。パワフルで速く、典型的なSUVよりも低い車高は、どちらかといえば足回りを引き上げたステーションワゴンに近かった。後にインフィニティは、そのマンガチックな雰囲気を少し抑えて「QX70」と名前を変えた。

そのQX70が、間もなくラインアップから消えることになった。そして「QX50」と「QX80」がデザインを一新して登場する。

QX70は、最高出力325hpを発揮する3.7リッターV6エンジンが搭載されたスポーティなモデルだ。ところが、現行型は2008年発表と旧態化が目立つことから売り上げは芳しくなく、昨年は兄弟車「QX60」の7分の1に過ぎなかった。5人乗りのQX70に対し、QX60は7人乗りで、子供の居る家庭には適している上に、価格もQX70より低く設定されているのだ。

そんなQX70だが、かつて人気があったのは事実であり、FXと呼ばれていた2004年には3万964台も売れていた。だが、それは遥か遠い昔の話で、昨年の売り上げはわずか6,261台だった。

とはいえ、QX70という車名は2012年か2022年に復活すると見られている。次世代型は日産「ムラーノ」をベースに刷新され、米国日産のミシシッピ州カントンの工場で生産される見込みだ。


by Greg Rasa
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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