8月1日、インディカーがミドオハイオのレーストラックにて2018年から導入するロードコース/ショートオーバル用エアロキットのテストを実施しました。ドライバーは7月25日にスーパースピードウェイ用エアロをテストしたときと同じオリオール・セルビアとファン・パブロ・モントーヤ。それぞれホンダシボレーエンジン搭載車をドライブし、上々の感触だったと述べています。
 
モントーヤは、新しいロードコース用エアロキットはダウンフォースが減ったため「コーナリングやアクセルワークが難しいものの、それが逆にドライブを楽しくしている。ドライバーはステアリング操作が忙しくなるが、ファンから見ればマシンの挙動に差が出て面白いだろう」とアバウトながらよりドライバーの力量が問われる方向にマシンが変化しているのを称賛しました。

一方のセルビアも20ラップほどモントーヤと接近走行した感触を「他の車の後ろについてコーナリングするとアンダーステアが出るが、それはモータースポーツなら当たり前のこと。ただ、リアが安定しているのでドライブはしやすくなっている。ブレーキングは今のモデルより早めになるけれど、それをストレートスピードが補っている」と前向きにコメントしています。
インディカーの競技委員長ジェイ・フライは「新エアロを装着したIR-12はとても速そうに見えるし、両ドライバーの評価も上々。コーナーによってはスライドしてスキール音を出していたが、コントロールを失うことはなかった。ロングランのペースが直前の週末に行われたレースとさほど変わらないのも初めての走行だということを考えれば悪くない」としており、このロードコース用エアロ初のテスト結果に満足げでした。

現行のエアロキットはエンジンマニュファクチャラーのホンダおよびシボレーがそれぞれのマシン用に開発しており、それがコースによって得手不得手を生み出してレースを左右する要素になっています。しかし、共通エアロキットに戻る2018年からは、エンジンの違いこそあるものの基本的にはイコールな条件になるはず。

しかもモントーヤの言葉どおりなら、ドライバーの力量や経験、性格がマシンの動きに反映されるようになるため、ただでさえドライバーのキャラクターが豊富なインディカーが、さらに見ていてエキサイティングになることが期待されます。

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