【ビデオ】行く手に拡がる灰色の雲...その正体は、大量発生したイナゴの大群!
ロシア人は、交通事故などのモメ事を記録しておくために、日常的に車載カメラを使用しているという。そのカメラが捉えた、たくさんの奇妙なあるいは素晴らしい出来事を、我々は以前から目にしてきた。

例えば、ビッグフットの目撃情報や、200mph(約320km/h)で走る「GT-R」のタイヤがパンクする瞬間、ドライバー同士がシャベルとナイフでケンカをする事態になったカーチェイス、駐車に失敗しての転覆や、隕石の落下など、どれもドキドキ、ハラハラする映像である。

最近、ロシアの車載カメラが捉えた驚異的な映像は、セシル・B・デミルが撮影した映画の21世紀版のような、イナゴの異常発生である。その数は数百万匹か、もしかすると数億にものぼる。驚くべきことに、その1匹の大きさは拳くらいあると言われている。それはもう虫ではなく、鳥のサイズだろう。

これは北カフカスのダゲスタン共和国での出来事で、この虫は農地の数百万エーカーをも食い荒らした。「奴らは全てむさぼり食う。緑の野原を破壊し、何も残らない。残されたのは裸の土地だ」と地元住人はロシアのメディアに語っている。

政府から緊急事態との宣言があったが、どうやらこれは毎年恒例の出来事のようだ。昨年の大量発生は、約70万平方キロメートルもの地域に広がった。イナゴは、暑くて乾燥した平原の地域で育つという。また、気候変動によって、この昆虫にとってどんどん快適な土地になっているため、世界中のイナゴの問題が悪化している

この驚きの動画では、ドライバーが雲か砂塵嵐かのように見えた物に近づき、突き進んだところ、実はそれが虫の壁だと気がつく様子が見られる。グリルとフロントガラスからこの虫たちを取り除くところを想像してほしい。なぜファラオが屈服したのか理解できるだろう。




By GREG RASA
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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