BMW、2021年に発売する電動クロスオーバーにレベル3の自動運転機能を搭載
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近い将来にBMWから登場する電気自動車(EV)のクロスオーバーは、それが「i5」か、それとも「iNext」か、あるいは他の名前で呼ばれることになるのかはともかく、レベル3の自動運転機能を備えることになると、EV情報サイト『InsideEVs』が報じている

SAEインターナショナルは、レベル3の自動運転を「条件付き自動運転」と定義している。これは、クルマが全ての運転機能を制御するが、ドライバーの介入準備を必要とするシステムを指す。つまりドライバーは、ステアリングから手を放したり道路から目を離したりできるものの、現在の状況下で自動運転を遂行できないとシステムが判断した際には、速やかに運転を引き継げるように注意していなければならない。カナダでBMW iのナショナルマネージャーを務めるケビン・マーコット氏は『InsideEVs』に対し、「(このクロスオーバーEVは)電動化だけでなくテクノロジーの観点から見ても大きな躍進となります。私たちが業界で一歩先を行くための重要な意味を持つ製品です」と語っている。

今回の報道においてもう1つ興味深い点は、これで1つの噂が事実と確定されたと同時に、別の噂に終止符を打ったということだ。BMWがi5と呼ばれるクロスオーバーEVを開発しているとの噂は数年前から聞こえていたものの、そのプロジェクトが中止になったという噂もあった。BMWは最近、EV化に注力するためラインアップを整理すると発表したが、電動クロスオーバー、BMW流に言えば電動"スポーツ・アクティビティ・ビークル"の開発は続いているようだ。

なお、その車名はBMWの未来を眺望したコンセプトカー「BMW VISION NEXT 100」(上の画像)にちなんでiNextと呼ばれているが、これがそのまま市販モデルの名前になるかどうかについては、最終的な決定が出ていないらしい。

BMWは、このクロスオーバーEVに多くの新技術を搭載するとしているが、具体的な内容は明らかにされていない。『InsideEVs』によれば、BMWはこのクルマが2021年に発売予定であること再度認めており、さらに「i8」のロードスターが2018年に、MINIのEVが2019年に、そして「X3」のEVが2020年に発売される予定となっている。


By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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