最高速度420km/hを誇るブガッティ「シロン」の燃費を、米国環境保護庁が発表
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米国環境保護庁(EPA)からブガッティ「シロン」の燃費評価が発表された。


この240万ユーロ(約3億1,100万円)のスーパーカーは、4基のターボチャージャーを備えた8.0リッターW型16気筒エンジンが、最高出力1500psと最大トルク163.2kgmを発生し、0-100km/h加速2.5秒以下、最高速度420km/h(リミッター作動)という性能を誇る。確かに素晴らしい数字だが、その代償もある。それは燃費だ。EPAの測定によれば、市街地走行時9mpg(約3.8km/L)、高速道路走行時14mpg(約5.9km/L)、複合走行モードで11mpg(約4.6km/L)に留まった。

つまり、25マイル(約40km)走る毎に平均6.26ドル(約690円)のガソリン(もちろんハイオク)を消費する。ガソリン価格が米国より高い日本では、100km走る毎に約3,000円分のガソリンを燃やすという計算になる。

それでも、EPA燃費の複合モードで10mpg(約4.3km/L)に過ぎなかったブガッティ「ヴェイロン」に比べれば、僅かながら改善されている。ブガッティによると、シロンに搭載されているW16エンジンは、先代の同型エンジンよりも性能が25%向上したという。ほぼ全てのパーツが改めて精査され、新規に開発された。そこにはすでに生産が終了したヴェイロンのものより69%大型化したターボチャージャー4基も含まれる。

ともかく、このケチくさい燃費評価によってスーパーカーの名声に傷がつくとは考えにくい。昨年11月、ブガッティのデザインチーム代表を務めるアキム・アンシャイト氏は米国版Autoblogに対し、シロンを持つ非常に限られた常連顧客は平均42台のクルマを想像もつかないようなガレージに所有している(さらに平均1.7台のジェット機と1.4台のヨットも持っている)と語った。

それだけ多くのクルマがあるなら、シロンの走行距離が急速に伸びることもないだろう。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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