英国政府、2040年には内燃エンジン搭載車の販売禁止を計画 ただしハイブリッド車は含まず
フランス政府が先日、2040年までに新しいガソリン車とディーゼル車の販売を禁じるとの計画を発表したのに続き、英国政府は同国が類似の方針を計画していることを発表した。当初の報道では、2040年から新しいガソリン車とディーゼル車の販売を禁止するとの大枠が報じられていたが、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車は禁止対象に含まれないことが明らかになっている。

英国が電動車への転換を加速させる目的は、英国環境・食糧・農村地域省(DEFRA)が発表した報告書の中で明らかにされた。報道によれば、27億ポンド(約3,930億円)に上るこの計画は、同国の大気質を改善する必要性が背景になっているという。

2040年といえばわずか23年後の話だ。2017年の英国における新車販売台数に占める電動車の割合はおよそ4%というから、これを100%に引き上げるには相当な計画立案と作業が必要になるだろう。英国に拠点を置く全ての自動車メーカーとエンジン・メーカーだけでなく、英国にクルマを輸出している自動車メーカーも、影響を受けることは確実だ。

BMWもつい先日、グループ内の全てのモデルラインを電動化するだけでなく、MINIハッチバックの電気自動車を英国で生産すると発表したばかりだ。

ただし、この計画には多少の柔軟性も盛り込まれている。大気質の水準が改善されれば、非電動車を英国市場に再導入できるようになるかもしれないのだ。報道によれば、英国政府のスポークスマンは、大気質の汚染は同国の公衆衛生上最大の環境リスクであり、これが原因で年間4万人の早死していると述べたという。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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