F1にコクピット保護デバイス「Halo」を2018年から導入するとFIAが発表
国際自動車連盟(FIA)は19日、F1に2018年からコックピット保護デバイス「Halo(ハロー)」を導入すると発表した。

声明の中でFIAは、過去5年以上の間に様々なデバイスをテストした結果、「ハローが安全性において総合的に最良のパフォーマンスを提供することが明らかになった」と述べている。

ハローの導入は14日金曜日、英国シルバーストーン・サーキットで行われたイギリスGPのフリー走行で、ポリカーボネート製キャノピー「シールド」が初めてコース上でテストされてから1週間も経たないうちに決断された。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、透明のオープン・キャノピーのせいでめまいがしたと語っている。

ホイールや飛んでくるデブリが当ったことによるドライバーの死亡事故が起きて以来、コックピットの保護は重要な課題になっている。2014年の日本GPでは、ジュール・ビアンキがすでにクラッシュしていた他のマシンを撤去作業中のクレーン車に追突し、その衝撃で無防備な頭部に損傷を負い命を落とした。2009年には、ハンガリーGPの予選中に外れたデブリがフェリペ・マッサのヘルメットに直撃した

FIAは、ハローの導入を2年前から示唆している。頭上の保護ループをサポートするドライバー前方のセンターピラーを含め3つのポイントで装着されるこのデバイスは、昨シーズン中に広範にテストされ、様々な反応を受けた。このデバイスの外観も批判を招いている。

FIAは今年1月、純粋な安全性便益は証明されたが、美的感覚や、このようなシステムを取り付けることがF1に相応しいかについて、決議される必要があると語っている。

さらに同団体は水曜日の声明で、ハローのデザインに見られるある種の特徴は、チームのサポートによってさらに改善されるだろうと述べている。


By Reuters(Toby Davis)
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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