ダッジ「ヴァイパ―」の生産終了に伴い、コナー・アベニュー工場が8月31日で閉鎖に
Related Gallery:2016 Dodge Viper ACR

もう何年も前から噂され、そして既に決まっていたことだが、間もなくダッジ「ヴァイパー」の25年に及ぶ歴史が終わろうとしている。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、この9万ドル(約1,010万円)のスポーツカーが生産終了となるため、8月31日をもって米国デトロイトにあるコナー・アベニュー組み立て工場の稼働を終了させると発表した。

ヴァイパーの2代目が2010年に生産終了し、3代目として2012年に復活するまでの間を除き、コナー・アベニュー工場では1995年から職人が手作業でヴァイパーを製造してきた(1991年に初代が生産開始となった当時はクライスラーのマック・アベニュー工場で造られていた)。また、1997年から2002年までの間にはプリムス「 プロウラー」もここで生産されていた。

FCAが保有する中で最も小さなこの工場には、現在80人を超える従業員が勤務してヴァイパ―を生産している。

しかし、一部の熱狂的なファンに支持されながらも、昨年のヴァイパ―の販売台数はわずか630台と、とても好調とは言えない。FCAには他に707hpの「チャレンジャーチャージャー SRT ヘルキャット」や、840hpを誇る新型「チャレンジャー SRT デーモン」があるからというわけではない。それ以前に、ヴァイパ―が9月1日より新たに適用される安全基準を満たしていないという事実がある。

この工場閉鎖については2015年から全米自動車労働組合(UAW)の元で話し合いが続けられ、FCAはヴァイパーの製造に従事している従業員が他の工場で引き続き雇用される予定であることを、既にミシガン州に報告済みだという。

FCAは昨年、ヴァイパーに5つの特別仕様車を設定するなどして、その最後を飾る準備をしてきた。近年には、1万6,000種類のボディ・カラーと4万8,000種類のストライプから自分好みの組み合わせを設定できるカスタマイズ・プログラム「1 of 1」の提供なども行われていた。


By GREG RASA
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
・【ビデオ】新型SRT「ヴァイパー」の製造工程を映像で紹介!
・【ビデオ】ダッジ「ヴァイパー ACR」が、レクサスの記録を破って市販車最速タイトルを奪還!

Related Gallery:2016 Dodge Viper ACR First Drive

Related Gallery:2015 Dodge Viper Photos