テスラの新型車「モデル3」量産第1号車がラインオフ イーロン・マスクCEOがTwitterで発表
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テスラから新型「モデル3」の量産第1号車がラインオフしたことが公式に発表された。モデル3は、急成長を遂げた電気自動車(EV)メーカー(今や、総合エネルギー企業でもある)が送り出す4台目のモデルであり、現在のラインナップの中では「モデルS」や「モデルX」に続く3番目の車種となる。

セダン・タイプのモデル3は、同じセダンでより高級なモデルSよりも下に位置し、価格も3万5,000ドル(約400万円)からと、従来のテスラ車より手が届きやすい設定だ。このモデル3の第1号車が出荷されることで、テスラはより大きな市場へと乗り出していく。つまり、EVを購入しようと考える多くの人が手に入れやすい価格帯に、テスラ・ブランドが参入することになるのだ。

同社イーロン・マスクCEOのツイートによれば、最初に出荷される車両「SN1(シリアルナンバー1)」が完成し、現在は最終チェックを行っている段階だという。

モデル3の最初のユニットが完成し、最終チェックを行っているところだ。写真はこの後すぐ。
(この後、イーロン・マスクCEOは記事トップの写真を投稿)

SN1はテスラ取締役であるアイラ・エーレンプライス氏が予約していたが、同氏は誕生日プレゼントとしてマスク氏にその権利を譲ったという。

第1号車の予約金を支払ったアイラ・エーレンプライスが、僕の46歳の誕生日プレゼントにこの権利を譲ってくれた。ありがとう、アイラ!

エーレンプライス氏に渡るのは第2号車となることが、本人のツイートで明らかになっている

現在までに、非常に多くの人がモデル3を予約しており、テスラはこれに応えようと生産量の拡大に努めている。来年までに年間50万台が生産可能になる見込みだ。



モデル3の最初期生産分30台が顧客の元に届けられるのは、今月28日の予定となっている。マスク氏が、今後の生産数は"飛躍的に"伸びると述べているように、8月には100台、9月には1,500台と段階的に増えていくようだ。マスク氏はTwitterでも、モデル3の生産数を年内に大きく増やす計画について言及している。

モデル3の生産台数は、12月には月3万台に達しているだろう。

モデル3の成功に期待が高まる中、テスラの株価は今週少し下がったものの上昇傾向にあり、企業の価値も高まっている。新モデルの生産開始が公式に発表された今、これからどうなるか興味深い。テスラは今や事業展開を電気自動車の製造からソーラー電池システムやグリッド蓄電池の分野まで拡大しており、家庭用のソーラー・パネルまで手掛けている。最近ではオーストラリアに世界最大のバッテリー・システムを建設することが発表されたばかりだ。


By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー