フェラーリが、ついにSUVを開発中?
フェラーリが絶対に作りそうもないクルマ、それはピンク色のクルマ電気自動車(EV)、SUVだ。だが、その中で3つ目のSUVに関する情報が入った。

フェラーリがポルシェ「カイエン」などに対抗して(というよりは利益を上げるため)、ユーティリティ・ビークルの製造に踏み出すのではないかという噂は以前からあった。既にランボルギーニは現況に対応し、SUVの「ウルス」を間もなく発売する。

そして今回、英国の自動車雑誌『Car Magazine』が確認したところによれば、フェラーリは実際にクロスオーバーを開発中であり、プロジェクトには「F16X」というコードネームが付けられているという。同誌では、所属のアーティストにこのCUVのレンダリング画像さえ作成させている。実際にそんな姿になるとはとても思えないが。

『Car Magazine』がマラネロの関係者から得たという情報によると、噂のF16Xは「GTC4ルッソ」(上の画像)の後継モデルとアルミニウム製アーキテクチャを共有し、その最低地上高を引き上げた(つまりスバルの「アウトバック」やアウディの「オールロードクワトロ」のような)いわる"ソフトローダー"になるという。さらにボディにはBピラーがなく、後部座席の乗降性を高めるためにスーサイド・ドア(後方ヒンジの後席用ドア)が採用されるとのことだ。

パワートレインは現行のGTC4ルッソと異なり、F16XにV型12気筒エンジンの搭載は控えられ、フロントフードの下に積まれるのはガソリンV型8気筒になる見込みだという。そして燃費を改善するために、何らかのハイブリッド・システムが加えられる可能性もあるようだ。このパワーユニットには「FF」やGTC4ルッソで経験を積んだ4輪駆動システムの技術が組み合わされる。

発表は2021年、価格は約30万ユーロ(約3,900万円)ほどになると、情報提供者は語っているという。ただし、おそらくフェラーリはこのF16Xを発表するとき、「SUV」とか「クロスオーバー」という言葉を使うことは全力で避けるだろう。この関係者もF16Xは「神に誓ってSUVではありません」と語っているという。


By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー