テスラ、新型車「モデル3」の納車を7月28日に開始すると発表し株価が上昇
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これまで高級電気自動車を販売して来たテスラが、大衆向け新型車「モデル3」の最初の30台を7月28日に納車すると発表したことにより、今月3日のプレマーケットで同社の株価が3%上昇した。

同社のイーロン・マスクCEOは2日遅く(日本時間の3日)、モデル3が生産に求められる規制上の要件を全て予定より2週間早く満たしたことを自身の公式Twitterで発表した。

生産の遅延や初期段階における品質不良に悩まされたセダン「モデルS」やSUV「モデルX」のように、今回もその計画の実現性には不安の声が上がっていたが、この度のマスク氏の発表でその不安は軽減された。

続く投稿で同氏は「生産量が飛躍的に増加しているので、8月には100台、9月には1,500台以上が生産できる予定」であることも明らかにしている。

カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くこの会社は、2018年に向けて年間売り上げ目標の50万台を達成すべくモデル3の生産台数増加を計画している。

マスク氏はまた、「金曜日(今月7日)までにSN1が完成する予定」であることも明示した。


事情に詳しい人物がロイターに語ったところによると、「SN1」とはシリアルナンバー1を指し、完成して一番初めに出荷されるクルマのことだという。

モデル3の価格は3万5,000ドル(約400万円)からで、特筆すべき機能は少ないが、モデルSよりも小型で手に入れやすいクルマだ。これに対し、モデルSの米国における価格は6万9,500ドル(約790万円)からとなっている。

テスラのウェブサイトによると、生産台数の増加に伴い、モデル3をすでに予約済みの顧客には間もなく納車がスタートし、今後予約される分については2018年中旬かそれ以降に納車されるという。

モデル3を予約している顧客たちは、価格を抑えたクルマを打ち出すことでさらなる利益を求めるこの企業の成長に大いに貢献している。

6月30日に361ドル61セントの終値をつけたテスラの株価は、今年に入ってから約70%も上昇しており、時価総額はついにゼネラルモーターズ(GM)フォードを上回った。

注:この記事は、『Reuters』に掲載されたSupantha Mukherjee記者とSubrat Patnaik記者の記事を転載したもの。


By Reuters
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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