【ビデオ】ファラデー・フューチャー「FF91」が、パイクスピークで市販電気自動車の最速記録を更新!
ファラデー・フューチャーは高級電気自動車「FF91」の開発を続ける中、同車に過酷な運動性能テストを課している。その最大の挑戦となったのが、今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦だ。コロラド州の山頂を目指すこの競技のエキシビション・クラスに出場したFF91は、11分25秒082というタイムで走り切り、市販電気自動車の最速記録を更新したと、同社が発表した

だが、ここで「市販」という言葉はかなり曖昧に使われている。"雲へ向かって"走ったのは、最高出力1,050hpのベータ版プロトタイプであり、FF91はまだ発売されていないからだ。ドライバーを務めた主任エンジニアのロビン・シュート氏によれば、今回のマシンには安全装備にいくつか変更を施し、一回り小さなホイールとタイヤを装着したという。また走行中、「小さな技術上の問題」が発生したため、「続行するには、いったん停止してから発進」しなければならなかったそうだ。その様子は動画の10分45秒付近で確認できる。

そんなトラブルにも拘わらず、ファラデー・フューチャーは、2016年にGO PUCK社のチームがテスラ「モデルS」で達成した従来の市販電気自動車最速記録を20秒以上も更新することに成功した。

シュート氏は、「私の目標はFF91をこれまで以上のレベルに押し上げることです。鍵となるバッテリーパックのリレーとシステムのシールの問題を特定することができたので、これを製造工程における改善に直結させます。今回、ファラデー・フューチャーが参戦した意義はそこにあります」と話している。

パイクスピークに向けたFF91の開発を紹介するファラデー・フューチャーの動画シリーズはまだ続いており、レースの様子を収めたより正式な映像が近いうちに公開される見込みだ。同社からの最新の動画はこちらでご覧いただきたい。




By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー