【ビデオ】米国IIHSによるヘッドライト試験、37車種の中型クロスオーバーSUVで最高評価を獲得したのは2車種のみ
米国IIHS(道路安全保険協会)が、中型クロスオーバーSUVのヘッドライトに関する試験結果を公開した。IIHSは、79の異なるヘッドライトの組み合わせを持つ37モデルをテストしたが、その結果は決して明るいとは言えないものだった。テストされた37車種のうち、わずか2車種のみがIIHSの最高評価である「Good(優)」を獲得、12車種が「Acceptable(良)」と評価され、残りの23車種は「Marginal(可)」または「Poor(不可)」だった。これらの評価は、車両のヘッドライトが道路のどのくらい遠くまで光を当てることができるかという照射距離に加え、対向車のドライバーがどれだけ眩しく感じるかという点も調べられる。

多くの車種が照射距離と眩しさの両方に問題が認められた。眩しさに問題ありとされたのは、テストを受けた79通りのヘッドライトの組み合わせ中、半数以上に及んだ。

IIHSは、照射距離のテストで最低クラスの評価を得た車種の1つとして起亜「ソレント」を挙げている。同車の照射距離は、高く評価されたボルボ「XC60」の照射距離の半分までしか届かなかったのだ。さらに興味深いのは、最も高く評価されたボルボのヘッドライトがオプションであり、標準装備ではなかったことだ。「Good(優)」と評価されたもう1台のクロスオーバーはヒュンダイ「サンタフェ」だった。

IIHSがテストを行ったのは、主に2017年型モデルだったが、アウディ「Q5」シボレー「エクイノックス」の2車種のみ2018年型モデルだ。ヘッドライトの評価の全リストはこちらからご覧いただける。



ヘッドライトの性能が問題となっているのは、これら中型クロスオーバーだけではない。IIHSは昨年7月、小型クロスオーバーをテストしたが、「Good(優)」の評価を得た車種は1つもなく、それに次ぐ「Acceptable(良)」と評価されたのも4車種のみ。そして昨年12月にテストされた2017年モデルの乗用車の中でも、最高安全評価「トップセーフティピック+(TSP+)」の評価を獲得した38車種のうち、「Good(優)」評価のヘッドライトを標準装備しているのは7車種しかなかった

TSP+を獲得するためには、ヘッドライトの性能で少なくとも「Acceptable(良)」の評価を受けていなければならない。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー