Autoblog編集部が選んだ、父の日にギフトとして贈りたい(あるいは贈られたい)自動車関連グッズ
父の日は、カトリック系の欧州諸国では、中世の時代から聖ヨセフの日(父の日)として長い間祝われてきたが、米国で父の日を認識し、広まっていったのはここわずか100年ちょっとだ。母の日と同等に父の日も祝おうという叫びが徐々に広がり、そして何度も叫ばれたにも関わらず、その発案が全国的な動きとなったのは1966年にリンドン・ジョンソン大統領が大統領告示を発表してから。そして6年後の1972年に、リチャード・ニクソン大統領が国民の祝日として正式に法律で制定した。つまり、オイルショックやフォード「マスタングII」の発売より少しだけ前のことである。ありがたいことに、父の日はそのどちらよりも人気がある。

もし、あなたが父親の影響でクルマ好きになったのであれば、クルマ好きの我々自身が欲しいと思うものを御父君にプレゼントすれば喜んでもらえるのではないか、と我々は考えた。そんなクルマ関連ギフトをいくつかピックアップしてみたので、よかったら参考にしていただきたい。もし、自分自身が父親であるなら、さりげなくこの記事のURLをお子さんの携帯電話に送ってみるのもいいだろう。


ジープのTシャツ

Tシャツはありふれている。そしてジープのイメージ画像もよく見かける。さらに1年に1度の父の日を祝う父親もあちこちにいるだろう。この3つの要素が合わさることで、きっとどの年代の父親にも気に入ってもらえるに違いないクラシックTシャツが、このジープのTシャツだ。シンプルなグラフィック・デザインに、バラエティ豊かなサイズや色が用意されているのも好ポイント。ジープは新型ラングラーのデザインを一新しようとしているが、ジープのアイコン的デザインは変更する必要がない。たとえ父の日に間に合わなかったとしても、わずか20ドル(約2,200円)程度で手に入れられる、見逃せないギフトと言えるだろう。


ナルディ製ステアリングホイール

ドライバーがクルマとつながっている部分は主に2つ。シートとステアリング・ホイールだ。しかし、エアバッグの内蔵が一般的になったことで、現在のステアリング・ホイールは見た目も触り心地も残念なものが多い。そんな時代の趨勢に嘆いている父親が必要としているものは、イタリアの名門、ナルディ社が製作するマホガニーウッドとポリッシュ・スポークのクラシックなステアリング・ホイールだろう。価格は339ドル(約3万7,000円)で、ハブ・アダプターも別途購入する必要がある。だが一度装着したら、運転におけるシンプルという言葉の意味を思い出すはずだ。父親の口から日常的に「エイペックス」という単語が聞かれるようになるかもしれない。


『The 24 Hour War』

今年の父の日は、ル・マン24時間レースが開催される週末と重なる。そんな日には、この名高い耐久レースの歴史的な戦いを振り返ってみてはいかがだろう。ネイト・アダムスと米国のコメディアンであるアダム・カローラが監督を務めた『The 24 Hour War』は、1960年代中頃のル・マン24時間レースにおける、フォードとフェラーリのライバル関係を描いたドキュメンタリー作品だ。これほど両社を対比的に描いた作品は他にないだろう。レースで優勝を奪われ連勝記録が阻まれた世界的な自動車メーカーと、そのメーカーに勝利することを目的にビジネスモデルの開発に全力を注いだもう1つのメーカーとの戦いが収められている。昨年は、1966年にフォードがル・マンで初勝利をあげてから50年目の記念すべき年だったが、それほど注目を集めなかった。しかし、クルマ好きにとってこの出来事が重要であることに変わりはない。DVDは、Amazonでも購入可能だ。


MINIのマグカップ

カフェイン多めの「MINIクーパー」ならJohn Cooper Worksのロゴが入っていてもおかしくないが、我々はこちらのマグカップのシンプルなデザインが気に入った。価格は9.99ドルと(約1,100円)と、コーヒー2杯分程度で買えるのも魅力だ。


カワサキ「Versys-x 300

コーヒーを買いに出掛けても、つい遠回りしたくなる父親におすすめしたい小型バイクが、カワサキの新しい「Versys-x 300」だ。296ccの水冷パラレルツイン・エンジンを搭載した、路面を選ばないアドベンチャー・バイクである。合理的な大きさと低価格でありながら、その性能やスタイルリングの面で妥協していない。6,000ドル(約66万円)は、多くの人にとって父の日のギフトには予算オーバーかと思われるが、カワサキは25ドル(約2,700円)のギフトカードも用意しているのでそちらを贈ろう。このカードでヘルメットを買い、バイク本体は自分で買ってもらうとしよう。


エンツォ・フェラーリのポートレート

父の日といえば、世界で最もエキゾチックなパフォーマンスカーの生みの親のことも思い出すべきだろう。もちろん、エンツォ・フェラーリという人物である。第二次世界大戦後にフェラーリがサーキットや公道へ華々しいスポーツカーを送り出す以前にも、エキゾチックなパフォーマンスカーは存在した。しかし、彼と彼の自動車会社が作るクルマほど、直感的で激しさを感じさせるクルマやメーカーはなかった。レーサー引退後に数々のクルマを開発し、優勝に導いたキャロル・シェルビーとは違い、エンツォはエンジニアやデザイナーではなかった。しかし、有能で個性的なエンジニアやデザイナーを率い、まとめあげるマネージャーとしての才知に長けていた。独裁的で威厳漂うエンツォ・フェラーリのポートレートは、l'art et l'automobileで購入可能だ。これで、あなたの父親も、時にはエンツォのように威厳ある父親として振る舞おうとするかもしれない。


By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー