テスラ「モデル3」、初期購入者が選べるのは色とホイール・サイズだけに
発売が迫るテスラの新型電気自動車「モデル3」は、生産性を高める同社の方針によって、初期購入者に与えられるカスタマイズの選択肢が2つのみに限られるようだ。

今月6日に行われたテスラの年次総会で、同社のイーロン・マスクCEOは「少なくとも初期生産分のモデル3を購入する人が決める必要があるのは、色とホイールのサイズだけだ」と株主に語った。モデル3には既に数十万人の顧客が払い戻し可能な予約金を支払っている。

顧客は来月からモデル3の仕様をオーダーすることが可能になるという。納車も来月開始に向けて準備が進められているところだとマスクCEOは述べた。今後は他のオプションも設定されるようだが、それが用意される時期については明言されなかった。

これに対し、「モデルS」ではバッテリー容量やインテリア、オプションのサンルーフ、サウンド・システム、そして限定的な自動運転機能のアップグレードなどが選択可能となっている。

モデル3については、どのような仕様やオプションが用意されるのか、これまで様々な憶測が飛び交っている。マスク氏の話によれば、当初生産が始まるのは2輪駆動のみとなり、4輪駆動モデルは遅れて来年初頭から販売されるという。

マスク氏は投資家の1人として経営陣に同調し、取締役が再選を狙って毎年立候補するのを拒否することを含む5つの議案に対する理事会の考えを支持すると表明。コネチカット州退職金積立信託基金(CRPTF)は、「毎年の説明責任が会社の業績向上につながる」と主張し、株主に役員会の機密解除を目的とする提案に賛成するよう促した。また、同氏は来月か再来月に2人もしくは3人の新たな取締役がテスラに加入する計画があることも明らかにした。彼らは様々なバックグラウンドを持ち、多彩な産業からやってくるという。


By Reuters
翻訳:日本映像翻訳アカデミー