日産、電気自動車「リーフ」を宣伝するために米国5つの州でガソリンを無料で提供
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マーケティングの方法としては珍しいが、日産は電気自動車(EV)に最も似合わない場所でEV「リーフ」を売り込もうとしている。同社は今夏、米国の北東部や中部大西洋岸の5つの州にあるガソリン・スタンドで、来店した人々にガソリンを無料で提供し、そこにリーフを展示するプロモーションを展開するというのだ。

これはつまり、自分のクルマに燃料を入れるために代金を支払う必要がないことの素晴らしさを感覚的に知ってもらい、リーフの購入を促す、という発想だ。燃費の悪いクルマに多額を費やしている人々に対し、これはおそらく、強いセールス・ポイントになるだろう。ガソリンを無料でもらえば、EVの良さを痛感するかもしれない。筆者は最近、シボレーのEV「ボルト」に1週間乗ってみて、ドライブするのにガソリンを入れなくても済むことの良さは個人的に実感している。効率の良いクルマに乗ることは合理的だと思った。もちろん、ドライブの途中で、わざわざガソリン・スタンドに寄らなくてもいい、というのも利点の1つだ。

それでもやはり、ガソリン不要のクルマを宣伝するためにガソリンを無料で配るという発想は、普通の人には納得し難いだろう。AutoblogのJeremy Korzeniewski記者は「デジカメを宣伝するのに無料でフィルムを配るようなものだ」と言っていた。別の製品を買えば要らなくなる物を無料で配るという発想は、理解はできても奇妙に感じる。

ガソリンを無料でもらいたい人は、まず日産のFacebook、Twitter、Instagramをフォローする必要がある。同社はマサチューセッツ州、メリーランド州、ニューヨーク州、コネチカット州、ニュージャージー州のガソリン・スタンドでこのプロモーションを行う予定だ。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー