忙しくてクルマの隅々まで掃除をする時間がないという人も多いのではないだろうか? それでも、同僚や義理の母親、デートの相手を乗せて好印象を与えたい時、的を絞って重点的に掃除をするという方法がある。今回は、クルマ磨きのプロであるラリー・コシラ氏がクルマの掃除やメンテナンスの方法を伝授するビデオシリーズ『Autoblog Details』より、クルマをわずか数分間できれいにする方法をご紹介しよう。



まず、掃除を始める前に不要なものを素早く処分してしまおう。ガムやお菓子の包み紙は捨て、臭いトレーニング用のバッグはクルマから降ろして、空のペットボトルは捨ててカップホルダーを空にしよう。



トランクがごみ置き場になっている人は注意が必要だ。スーツケースを載せてほしいと頼まれたら、トランクを開けることになるかもしれない。不要なものはすぐに捨てられるように、小さいスーパーの袋を常備しておこう。



私はクルマの清掃は時間をかけて丁寧にすべきだと思っているが、汚れがそれほど酷くなく、かつ時間を短縮したいのであれば、次に紹介する手順で磨く時間を最小限に抑えることができる。まず最初に、クルマの表面やタイヤに付いた塵や泥をホースで洗い流してきれいにしておこう。



次に、マイクロファイバータオルを水に濡らして絞る。そして、そのタオルに専用の潤滑剤を吹きかけよう。表面を拭いて、汚れたら汚れた面が隠れるようにタオルを折りたたんで他の部分を拭いていく。これを繰り返そう。



タイヤは、古いタオルを使ってタイヤ用ワックスをつけて素早く拭くこと。ホイールの形状や色、素材によっては、そのままスポークも軽く拭くことができる。だが、これはケース・バイ・ケースだ。ホイールに傷をつける恐れもあるから、汚れがひどくなければ省略しよう。



作業を急いでいるので、クルマはまだ少し濡れているかもしれないが、人を迎えに行く約束の時間までにはきちんと乾くだろう。車内に掃除機を掛ける時間はなくても、フロアマットを車外に取り出して手でたたき、土の塊を落とすことはできる。完璧にきれいにはならないが、その何秒かの手間をかけるだけで、乗せる人に与える印象は格段に違ってくる。



即席のクルマ掃除では、フロアマットの下に払って隠すことのできる汚れも多い。しかし、ガラスは別だ。クルマを走らせる時には、あなたも同乗者もフロントガラス越しに外を見ることになるからだ。タオルとガラスクリーナーを用意して、助手席側から始めよう。クリーナーをタオルに3~4プッシュして、フロントガラスの一番低い部分まできちんと拭いていく。全面の3分の1を拭いたら、すぐに乾いたマイクロファイバータオルで乾拭きする。この作業をガラスの外側まで繰り返そう。



「一体今どこにいるの!?」というお叱りのメールがまだ携帯電話に届いていなければ、あと10~15秒ほど時間を取り、皮革用やプラスチック用のクリーナーとマイクロファイバータオルを使って、センターコンソールとダッシュボードもきれいにしよう。または、マイクロファイバータオルで水拭き、あるいは5秒でも早く仕上げたければ乾拭きだけでもいい。

自分の分身である愛車は3時間かけて隅から隅まで念入りに手入れしたいところだが、急ぎの場合には到底無理だ。しかし、要所をざっときれいにしておけば、乗せた人にその違いを気づかれることはほとんどないだろう。皆さんが愛車を即席できれいにしたい時に、この動画の情報がお役に立てば幸いだ。



By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー