【注意】高温になった車内でヘアスプレーの缶が爆発し、フロントガラスを貫通!
これは、まるで怪しい噂を検証する、ディスカバリーチャンネルの『怪しい伝説』のワンシーンのようだ。米国のテレビ局『KCBD』が伝えるところによると、ワシントン州バンクーバー在住のカルメン・エアーズさんは、ある日、仕事を終え、自分のクルマの元へ向かうと、フロントガラスが壊れているのを発見した。カルメンさんは、「自分のクルマのフロントガラスを見て、すぐに上空から何かが落ちて来たんだろうなと思ったわ」とこの時の事を振り返る。だが、よく見てみると、ヘアスプレーの缶が、フロントガラスを貫通していることに気付いた。

この日は気温がおよそ32℃あったため、後部座席に置かれていたヘアスプレーの缶が、車内の熱によって爆発を起こしたのだった。その衝撃は、クルマの前まで飛び、さらにはフロントガラスを貫くのに十分な程だった。

エアゾール缶(スプレー缶)のほとんどは、120°F以上(日本では40℃以上)の所で保管しないようにと、温度警告の表示がある。窓を締め切った車内では、比較的穏やかな天気の日であっても、温度が急上昇する可能性があり、その熱がエアゾール缶が耐えうる温度を超えてしまう事もあるのだ。

幸い、この缶はそれ以上先まで飛んでいく事はなく、缶が破裂した時に車内には誰もいなかった。オレゴン州ポートランド消防署のリッチ・チャットマン消防司令補は「この缶がフロントガラスに与えた損傷を見たでしょう。これがもし誰かに直撃していたら、甚大なダメージを与えます」と説明する。

TV局『KGW』によれば、カルメンさんは、保険会社で営業を行っているとのことで、炭酸飲料水の缶や、ワインボトル、弾丸を込めた銃といった物が爆発したケースを聞いたことがあるという。どうやら彼女は、今回の一件で、自分のオリジナルの話を人に伝えられるようになったようだ。