【噂】BMWが「i5」の投入計画を中止!?
BMWが小型電気自動車「i3」の上位モデルとして、ミッドサイズの「i5」の投入を計画しているというは何年も前からささやかれ続けているが、その詳細については依然として不明だ。これまでの噂では、「i8」を小さくしたようなパフォーマンスカーとか、ホンダ「クラリティ」のような水素燃料電池を搭載するクルマとか、あるいはこれが最も現実的に思われるが、iシリーズに相応しい電動パワートレインを採用したミッドサイズのクロスオーバーになるとか言われてきた。だが、今までのところ数枚の特許用レンダリング画像が明らかになっただけで、ほかには何も具体的な話は聞こえてこない。しかしここにきて、i5の計画自体が頓挫する可能性が出てきたという。

BMWの情報サイト『BMWBLOG』がBMW内部の複数の情報筋から入手したという情報によると、同社ではi5の計画を取り止めて、「X3」や「グランツーリスモ」のような既存モデルの電動化に注力することにしたというのだ。

我々はあえて断言はしないが、そうした動きの背景にある論理的根拠のいくつかは筋が通っている。i3とi8には、基本的に専用のプラットフォームが使われており、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド以外には流用できない。情報筋によると、BMWはEVやハイブリッドだけでなく、従来型のガソリン車やディーゼル車にも使えるような汎用性の高いプラットフォームを模索しているという。

テスラの「モデルS」と近々発売となる「モデル3」が大成功を収めていることで、BMWがこれらに真っ向から対抗するモデルを出さないかと期待している人もいるだろう。理想的なのは、3、5、7シリーズの全てに完全なEVモデルを設定することだ。BMWはすでに次期型X3とMINIにもEVを加えると公言しており、どちらもBMWの他のモデルとアーキテクチャを共有することになる。i3は成功を収めているかもしれないが、柔軟なアーキテクチャが求められる時代に専用のプラットフォームを主張するのは難しいに違いない。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー