次期型インフィニティ「QX80」は、現行型のプラットフォームとパワートレインを引き続き採用
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インフィニティは、今年のニューヨーク国際オートショーで「QX80モノグラフ・コンセプト」を公開し、フルサイズSUVの次期型「QX80」をプレビューした。この新モデルは今年末までに生産に入る予定だ。米国の自動車情報サイト『Motor Trend』が伝えるところによると、外観は刷新されるものの、この次期型QX80には現行モデルと同じプラットフォームと、最高出力400hpを発揮する5.6リッターV型8気筒エンジンが採用されるという。

現行のQX80は、グローバルモデルの日産パトロール」や米国市場向けの「アルマーダ」とプラットフォームを共有している。日産は同モデルで成功しており、その販売台数は、中型クロスオーバーSUV「QX60」と「Q50」セダン(日本名:スカイライン)に次ぎ、インフィニティで3番目に多い。このプラットフォームは2010年から使用されているが、インフィニティは性能の良い物を無駄にしたくはないようだ。メルセデス・ベンツGLSクラス」やキャデラックエスカレード」、レクサスLX」といったライバル車たちは、現行のQX80と同時期にデビューしている。

多くの最新モデルが旧型よりも改良されるのに対し、インフィニティ・モーター・カンパニーのローランド・クルーガー社長によれば、次期型QX80の走行性能は現行モデルとほぼ同じだという。V型8気筒エンジンは次期型にも受け継がれるが、将来的により小型のターボチャージドV型6気筒エンジンを搭載する可能性を同氏は否定しない。独立式のセルフレベリング・リア・サスペンションも引き継がれるが、パトロールのような本格的オフロード性能は、QX80にもアルマーダにも採用されない。

中身がそれほど進化しない代わりに開発期間は短くて済む。新型QX80は今年の秋には発表される予定だ。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー