【ビデオ】わずか4万円ほどで、ホンダ「シビック」のパワーが35馬力アップするチューニング!
スピードを求めるホンダのファンたちは、間もなく発売される「シビック Si」を選ぶことになるだろう。だが、パワフルなシビックを手に入れる方法はそれだけではない。ホンダ車専門のチューニング会社Hondataが、ターボチャージャー付きシビックのために開発した新しいチューンの提供を始めたのだ。

これは過給圧を9psi引き上げることで、最高出力を35hp、最大トルクを約8.3kgm増加させるという。測定値が191hp、約31.1kgmだったHondataのテスト車両「シビック スポーツ」が、約225hp、約35.1kgmにまでアップした。9psiの増加はマニュアル・トランスミッションのシビックのみとなるが、CVTモデルでも3〜6psiのブーストアップが可能で、6psiの場合なら214hp、約30.4kgmになるそうだ。Hondataによれば、これらの数字はクランクシャフトの出力を表したものであるという。

つまり、同社のシビック スポーツは、新型シビック Siよりも、出力が20hp、トルクは約8.6kgm多く発揮できることになる。ただし、これはピークの数値である。Hondataから提供された動力計のグラフを見れば分かるとおり、チューニングされたクルマ(緑)では、すべての回転数においてパワーとトルクがストックのクルマ(ピンク)と比べて大きくなっている。いくつかの領域では、ピークよりもパワーの増加幅が大きい。



Hondataのチューニングはパワーが増すだけではない。文末のビデオにもあるように、ノーリフト・シフト(シフトアップ時にアクセル・ペダルを戻さない)も可能にする。Hondataによれば、これはギアチェンジの際にターボの回転を高く保つのに役立つそうだ。このチューニングはカリフォルニア大気資源委員会(CARB)では保留になっているので、カリフォルニアのオーナーたちはすぐにでもこのチューニングを取り入れ、排気ガス試験をパスするべきだろう。

しかしこのチューニングで最も優れている点は、アップグレードに掛かる費用がわずか350ドル(約4万円)で済むということかもしれない。Hondata取り扱いのショップが、ECUを書き換えるだけで完了するからだ。695ドル(約7万9000円)のメニューなら、いつでも元の状態に戻したり、あるいはよりブースト圧を下げたチューニングに設定できる、Hondata FlashProツールも手に入る。

新型シビック Siの価格はまだ明らかになっていないが、パワー/費用の点から見れば、Hondataのチューニングに高い価値があると言って間違いないだろう。 かなりの高価格になるはずのタイプRを買わずに、ホットなシビックを手に入れる最善の方法でもある。

しかし、ノーマルなシビック ターボより多くの金額をシビック Siに支払って得られるものは、実はパワーだけではない。リミテッド・スリップ・ディファレンシャルや、ヒーター付きスポーツ・シート、サンルーフ、強化されたサスペンション、高品質オーディオなどの魅力的な装備も付いてくるからだ。さらに、HondataがSiのために新たなチューニングを開発する可能性だってある。とはいえ、ノーマルのシビック ターボをアップグレードするなら、非常に有効であることに疑問の余地はない。





By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー