1995年型三菱「ディアマンテ」のステーションワゴンをカリフュルニアの廃車置場で発見
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1970年代初頭から、クライスラー三菱のクルマに「ダッジ」や「プリムス」のバッジを付けて米国で販売していた。三菱が自社ブランドのクルマを米国で売り始めたのは1983年以降になってからである。「ディアマンテ」は1992年モデルから発売されたが、レクサスやインフィニティから顧客を奪うことはできないことが証明され、販売台数も多くなかった。もちろん、ディアマンテは大型で快適なクルマではあったけれど、SUVとミニバンの人気が高まったことで、多くのワゴンは市場の隅に追いやられてしまった。筆者は先日、その当時の貴重なステーションワゴンを、米国カリフォルニア州の廃車置場で発見した。



内装はそれほど酷い状態ではなかったので、走行距離計に刻まれた24万664マイル(約38万7,311km)という数字には驚いた。このクルマの所有者、おそらく複数のオーナーたちは、しっかり元を取ったに違いない。



3.0リッターV型6気筒「6G72」エンジンは、三菱「3000GT(日本名:GTO)」のほか、クライスラーのミニバンや「Kカー」と呼ばれる多くの中・小型車に搭載された。融通の効くエンジンであり、つい最近まで生産されていた。このモデルのSOHC12バルブ仕様では、最高出力175hpを発生する。



このディアマンテ ワゴンは、オーストラリアで生産されたため、厳密に言えば日本車ではない。米国では5速マニュアルのディアマンテが販売されたという噂もあるが、筆者は見たことがない。



この1995年モデルは、米国でディアマンテ ワゴンが販売された最後の年だった。それから間もなく、「カムリ」と「アコード」のワゴンも生産終了となる。



米国市場向けに制作されたディアマンテのコマーシャル映像は、夕日に包まれた演出で、インフィニティ「Q45」のような雰囲気を感じさせる。



一方、日本市場向けディアマンテのコマーシャル映像は、うなりを上げるエンジンと男らしい渋いナレーション、そしてドラマチックな音楽で構成されていた。


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー