ハーレーダビッドソン、今後10年間に100車種の新型モデルを投入する計画を明かす
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ハーレーダビッドソンは数年前、電動バイクのプロトタイプ「ライブワイヤー」の試乗キャンペーンを展開して話題を呼んだ。そのプロジェクトから最終的に電動ハーレーが誕生するという話だったが、情報は乏しかった。だが同社は今回、オーストラリアの自動車メディア『Drive.com.au』に対し、今後10年間に100車種の新型オートバイを開発する計画があり、電動バイクもその中に確実に含まれることを明らかにした。



電動ハーレーの開発にとって音は重要な要素になると、ハーレーダビッドソン・ミュージアム副館長であり同社創業者ウィリアム・ダビッドソン氏のひ孫であるビル・ダビッドソン氏は語る。ハーレーの独特なエンジン音に言及した同氏は、ハーレーが電動バイクでも同様に音で差別化を図りたい考えであると述べている。「競合メーカーの動向を研究してその方向性が分かりましたが、私たちは一般的な電動バイクの音にはしたくありませんでした。外観にふさわしい音にしたいと考えました。本当にクールな音です。私はよくジェット戦闘機のような音と表現しています」

ダビッドソン氏によれば、ハーレーは電動バイク導入の明確なスケジュールは設けていないものの、プロジェクトは「順調に進んで」おり、「ゆくゆく」は発売するという。ハーレーが複数の電動バイクをラインアップするかについては、同氏は明言を避けた。



同氏はまた、自動運転がハーレーの販売に好影響をもたらすという見方を示している。自動運転技術が2輪車に普及するからではなく、その逆に、クルマの運転で自動化が進むと、エンスージアスト・コミュニティの中からオートバイのライディングに魅力を感じる新たな買い手が生まれるだろうと考えているのだ。

「社会は様々な要因で動いています。電子機器に取り囲まれている現在は誰もが始終連絡の取れる状態ですが、オートバイに乗ればそこから自由になり、自然を満喫して楽しむことができるのです」と、ダビッドソン氏は語っている。


By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー