【ビデオ】現代人に必須の安全デバイス!? 日産が開発したスマートフォンを入れると電波を遮断するアームレスト
何かに気を取られた状態でクルマを運転するのは非常に危険だ。拡大を続けるネット社会の恩恵を受け、我々は車内でもスマートフォンなどのデバイスで常に様々なお役立ち情報を入手できる。もちろん、そうした情報のチェックは運転中ではなく、安全な場所に停車してから確認すべきなのは言わずもがなだ。

しかし、どうしても運転中にスマートフォンが気になってしまう人は少なくないだろう。英国日産はそんな人々のために「シグナル・シールド」と呼ばれる装置を開発した。端的に言えば、それは「ジューク」のアームレスト内に作られたファラデーケージ(静電界の影響を遮蔽するための設置された導体網でできた容器)であり、この中にスマートフォンを収納して蓋を閉めれば、携帯電話会社の通信網やBluetooth、Wi-Fiなどの電磁信号が遮断される。ファラデーケージが発明されたのは1830年代のことで、決して目新しい技術ではないが、今でもこんな使い方には実に効果的だ。もちろん、蓋を開けると通信は再びつながる。また、USBで接続すればスマートフォンに収録されている音楽ファイルを車内で聴くことは可能なので、この不思議なアームレストに入れたら完全にスマートフォンが使えなくなる、というわけではない。

現在のところ、このシグナル・シールドは英国日産がワンオフで製作したコンセプトに過ぎないが、筋の通ったアイデアと言えるだろう。運転の度にスマートフォンの電源を切ったり、機内モードに切り替えたりするのが億劫でも、このアームレストに入れるだけなら使い勝手はいいはずだ。さらに、購入から数年が経って充電してもすぐに電池切れになるというバッテリーが劣化したスマートフォンをお持ちの方なら、バッテリーの消耗を防ぐためにも使えるはずだ。




By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー