【情報求む】40年前に製作された『スター・ウォーズ』仕様のトヨタ「セリカGT リフトバック」 現在は行方不明
筆者には大好きなものが2つある。旧い日本製スポーツカーと映画『スター・ウォーズ』シリーズだ。数年前、両者が融合した極めてユニークなクルマの存在を知った(別々にしておいた方がいいという声もあるだろうが)。残念なことに、そのスター・ウォーズ仕様の1977年式トヨタ「セリカGT」が現在どこにあるのかは全く不明だ。Autoblog米国版では6年近く前にこのクルマに関する記事を掲載したし、シリーズ第7作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を控えた2015年末には、トヨタ自らブログで協力を呼び掛けていた。毎年5月4日の「スター・ウォーズの日」になると、どうしてもこのクルマのことを思わざるを得ない。何か情報をお持ちの方はぜひお寄せいただきたい。

この特別なセリカのことを、日産「ローグ」のスター・ウォーズ・エディションのような、単に映画の名前を付けただけのトリム・パッケージだと思われた方は、写真をじっくり見てほしい。このクルマは1977年、『スター・ウォーズ』第1作目の公開に合わせて、南カリフォルニアのあるトヨタ販売店が20世紀フォックスと協力して製作した、映画ゆかりの品の中でも屈指の秀作である。同車はコンテストで賞を取ったという説もあるが、当時の記録は久しく見つかっていない。

ベースとなったのは、1977年にF1アメリカ東グランプリで使用された1977年式「セリカGT リフトバック」のペースカーだという。カリフォルニア州コスタメサのDelphi Auto Designがカスタムを手掛けた。まず目を引くのが、トム・ユング作の映画ポスターがエアブラシで描かれているボンネットだ。フェンダーとドアはXウイングとタイ・ファイターの戦闘シーンで彩られ(デス・スターのコアに見立てた給油口カバーをルークが狙っているデザインにする手もあったのではないかと個人的には思う)、ロッカーパネルには相応しいフォントを使った「Star Wars Celica」のロゴがあしらわれている。

中身は市販されていた当時のセリカGTと変わらないので、マクファーソンストラット式フロント・サスペンションや、ディスクブレーキ、AM・FMステレオ兼用ラジオ、オプションのムーンルーフを装備し、これに特別仕立てのインテリアとカスタム・ホイールが組み合わされていた。ボディ・キットは好みが分かれるかもしれないが、全体的に見て、4分の3サイズのフォード「マスタング・ファストバック」といった風情の、非常にクールな仕上がりである。

皆さんの情報だけが頼りだ。このクルマについてご存じの方は、ぜひコメント欄やFacebook、Twitterでお知らせいただきたい。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー