【衝撃】フェラーリ「F40」の希少なプロトタイプが道路脇で焼失! オーナーはあのTax The Rich氏!?に製造された希少なプロトタイプが道路脇で焼失!
YouTubeユーザーのTax The Rich(金持ちに課税を)氏は、何千万円から何億円もする高級スーパーカーを使って、ケン・ブロックがラリー仕様のスバルやフォードで繰り広げるようなドライビング動画を投稿していることで有名だ。1年ちょっと前に公開された最新動画では、フェラーリ「F40」の希少なプロトタイプが登場していた。フェラーリ・ファンが集うコミュニティ・サイト『FerrariChat』とイタリアのメディア『IVG.it』によれば、そのコレクションの中からもう1台、別のF40 プロトタイプが焼失してしまったという。黒焦げになったクルマを見るのは大変悲しい。名高いストーリーを持った1台であればなおさらだ。

火災が発生した経緯は不明だが、旧いイタリア製スーパーカーは信頼性の面で定評があるとは言い切れない。新しいフェラーリでさえ、発火の可能性が見つかったモデルもあるのだ。『FerrariChat』の書き込みによれば、今回炎上したF40は、1987年のフランクフルト・モーターショーに出展された、生産6台目のプロトタイプとみられている。1991年にイタリアのレーシング・コンストラクターであるミケロットがGT仕様に改造し、イタリアGT選手権などのレースに参戦していたが、2012年にモナコで開催されたオークションに出品され、Tax The Richこと、英国の不動産会社フォクストンの創設者で億万長者のJon Hunt氏の手に渡ったようだ。今回の事故は、イタリア・マラネッロのフェラーリ本社まで、新型限定ハイパーカー「ラ フェラーリ アペルタ」を引き取りに行く途中で起こったらしい。彼らは2014年にクーペの「ラ フェラーリ」が発売された際にも同様のツーリングを行っている

中には、瀕死の状態からフルレストアされた希少なスーパーカーもあるとはいえ、現状を見る限りこのF40を再生させる方法があるとは考えにくい。Patrich Poggi氏がFacebookに投稿した動画には、道路脇で消火剤にまみれて残骸と化した姿が収められている。事情を知っている人でなければ、どんなクルマであったかすら判別できないだろう。しかし、このF40は少なくとも、誰かのコレクションとしてガレージの奥でじっと眠っていたのではなく、サーキットや公道を最期まで走り続けたのだった。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー