【ビデオ】ヘネシーからシボレー「カマロ ZL1」を1,000馬力にチューンした、その名も「エクソシスト」が登場!
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ダッジが「チャレンジャー SRT デーモン」のティーザーを展開している間に、米国テキサス州のチューナー、ヘネシー・パフォーマンス社はそのライバルとなるクルマを開発していたようだ。「エクソシスト」と呼ばれるこのマシンは、その名前やプレスリリースに書かれた文言を見れば、「アンチ・デーモン」として造られたことは明白だ。だがそれは、クルマを一目見ただけでは分からないかもしれない。というのも、外観は標準のシボレー「カマロ ZL1」にデカールを施しただけだからだ。しかし、そのボディの下には、最高出力1,000hp、最大トルク133.6kgmにチューンされたGM製V型8気筒LT4エンジンを積んでいる。



この強大なパワーを絞り出すため、ヘネシーは標準のスーパーチャージャーに見切りをつけ、より大型のスーパーチャージャーとアップグレードされたインタークーラーを搭載。さらに、よりアグレッシブなカムシャフトや、ステンレス製ロングチューブヘッダーを組み込み、ポート研磨とECUの調整を施した。ヘネシーは、これらにドラッグレース用のタイヤを組み合わせることで、0-60mph(約96.6km/h)まで3秒以下で加速し、1/4マイル(約402m)を10秒以下で駆けると主張している。このタイムを達成するためのドラッグレース用タイヤ付きパッケージまで用意されているが、それなりの出費は覚悟しなければならない。



デカールを含めたエクソシスト・パッケージの販売価格は、5万5,500ドル(約604万円)からとなっており、この他にベースとなるカマロ ZL1本体も用意しなければならない。もう既にベース車を所有していたり、中古車を手に入れたりするのでなければ、少なくとも1台のエクソシストのために、11万8,000ドル(約1,285万円)は支払うことになる。さらにオートマチックトランスミッションをアップグレードするには9,950ドル(約110万円)が必要だ。エクソシストへのアップグレードは、すべて2年間または走行距離 2万4,000マイル(約3万8,624km)の保証が付く。生産台数は年間100台に限定される予定だ。

オプションもいくつか提供されている。NITTO製のタイヤを履いた20インチホイールに、フロアジャッキやツールキット、改良されたドライブシャフトを含むドラッグレーシング仕様のパッケージを8,995ドル(約98万円)で追加できる。サーキット走行の方がお好みならば、20インチの軽量ホイールにミシュラン製「Pilot Sport Cup 2」のタイヤが付いたパッケージが6,995ドル(約76万円)で用意されている。



このヘネシー エクソシストは実に目を見張るようなマシンであり、タイヤが白煙を上げている映像は本当に興奮させる。しかし、チャレンジャー SRT デーモンとよく比較してから決めるべきだろう。カマロ派の人も、カマロ ZL1の「1LE」パッケージが発売を控えているので、こちらも検討した方がいい。というのも、おそらく「1LE」パッケージの方がサーキット走行には適しており、エクソシストはどちらかというとドラッグレース向きなのだ。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー