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ピニンファリーナ仕様の特注"黄金のフェラーリ"

1968年公開の映画『世にも怪奇な物語』(仏・伊を代表する3大監督によるオムニバス3部作)でフェリーニが監督をつとめた第3話「悪魔の首飾り」の主人公、トビー・ダミットが黄金のフェラーリでローマの町を走るシーンがある。アメリカでは「Spirits of the Dead」(訳すなら"死者の亡霊")のタイトルで親しまれたこの作品だが、最も忘れがたいのが前述の黄金のフェラーリだ。この古典的なホラー映画は今では妙にわざとらしい代物になってしまったが、あのヴィンテージ・フェラーリは未だ品位を失わず光り輝いている。
この黄金のフェラーリは、米スーパーマーケットチェーンのウォルマート会長ロブ・ウォルトン氏の依頼により製作されたとの噂がある。また、フェラーリ 599をベースにピニンファリーナ社がデザインを担当したとも言われているが、確かなことは、前述のホラー映画に登場したヴィンテージ・フェラーリ 330LMBをイメージしたスタイリングとなっていることだ。

写真からは、この車が単なるサンプルモデルなのか、または完成された本物なのかは定かではない(見たところヘッドライトがニセモノっぽいし、エンジン内部はもちろん内装もどうなっているのか分からないが、どっちにしろ我々が口を挟めることではない)。しかし、一番気になるのは、ワンオフのモデルにもかかわらず、ウォルトン氏がこのフェラーリを製作する会社に値引き交渉をしているのかどうかだ。
ディスカウントストアとして創業し、今では世界有数の小売店として名をはせるウォルマートを率いる大物だけに、きっと製作側は、値引きを求められることになるだろう。

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※こちらは過去の記事を再掲載したものです。