アウディ、2019年に市販化予定の「e-tron スポーツバック」を上海モーターショーで公開
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アウディは19日に開幕した上海モーターショーで、電気自動車のコンセプトカー「e-tron Sportback concept」を公開した。

Audi e-tron Sportback concept world premiere Shanghai 2017

4ドア・クーペ型のボディは、全長4.90m×全幅1.98m×全高1.53m、ホイールベース2.93mと、既存モデルの中では「A7」に近い。特徴的なボンネットには左右のフロント・ホイールアーチを結ぶ水平のブリッジが備わり、これがエアデフレクターとしての役割も果たすという。ボンネット下にエンジンが積まれていない電気自動車ならではのデザインだ。張り出した前後フェンダーは4輪駆動の「クワトロ」であることを主張する。巨大なホイールは23インチ。シングルフレーム・グリル自体にはいわゆる"グリル"になっていないように見えるが、中央部が後ろに傾斜しており、上部の隙間からエアを取り込む。

Audi e-tron Sportback concept world premiere Shanghai 2017

前後の灯火にはデジタル制御式マトリクスLEDユニットを採用し、デジタルマトリクスプロジェクターによるヘッドライトは、前方の道路に向けてマークやサインを表示することで、路上にいる周囲のドライバーや歩行者と「多様でダイナミックなコミュニケーションを可能」にするという。その下のデイタイムランニングライトも、LEDとマイクロミラーを制御して、様々なアニメーションの動きや光のサインを表現するそうだ。昨年のエイプリールフールで発表されたアレはまったくのウソではなかったということか。
Drivetrain

パワートレインについては、フロント・アクスルに1基、リア・アクセルの2基、合計3基の電気モーターを搭載。320kW(435ps)のパワーを発生(ブーストモードでは370kW=503ps)して4輪を駆動し、0-100km/hを4.5秒で加速する。前後アクスルの中間に積まれる水冷式リチウムイオン・バッテリーの容量は95kWhで、航続距離は500km以上。このパワーユニットは、将来アウディが市販する電気自動車の生産モデルで採用を予定している構成をそのまま搭載しているという。

Audi e-tron Sportback concept world premiere Shanghai 2017

4座の独立したシートを備えるインテリアは、ダッシュボードやセンターコンソール、そしてドアトリムにまでタッチスクリーンが搭載されており、乗員は様々な情報を受け取ったり、車載快適装備などを操作することができる。

2018年にSUV型のアウディ e-tronが発売された後、2019年にこのSportbackも市販化される予定だという。