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プジョーは4月10日、日本市場における今後のSUV戦略について記者発表を行い、今年秋に導入を予定している「5008」を日本初公開した。

オペルを買収して今や欧州市場シェア第2位となったグループPSA。中でもプジョー・ブランドは4桁の数字を車名に持つSUVラインアップの充実が功を奏し、2016年には全世界における販売台数が12.3%も増加した。特に日本では、ディーゼル・エンジンの導入や、昨年モデルチェンジした「2008」が好調ということもあり、前年比25%も成長。過去最高だった2007年のレベルに戻ったという。



この日、日本導入が発表されたのは、その中核を担う「3008」のフラッグシップにしてディーゼル・エンジンを搭載する「3008 GT BlueHDi」。2.0リッター直列4気筒ディーゼル・ターボは最高出力180ps/3,750rpmと最大トルク400Nm/2,000rpmを発揮し、トルクコンバーター式6速AT「EAT6」との組み合わせで、JC08モード燃費18.7km/Lを達成した。これをプジョーでは「スポーティ・ディーゼル」と表現していた。



それ以外は基本的に今年3月に発売された165psの1.6リッター直列4気筒ガソリン・ターボ・エンジンを搭載するモデルと共通。新開発プラットフォーム「EMP2」を採用することで先代より最大100kgも軽量化されたという(ガソリン・エンジン搭載の「3008 Allure」なら1,460kg)。全長4,450mm × 全幅1,840mm × 全高1,630mmというサイズは、先代より85mmほど長くなったものの、幅と高さはほぼ変わらない(5mmずつ幅広く、低くなった)。それでも最低地上高はアップしているそうだ。加えて、滑りやすい路面でトラクションを確保する「アドバンスドグリップコントロール」と呼ばれる電子制御システムや、急斜面を下る際に自動的に車速を5km/h未満に保つ「ヒルディセントコントロール」を搭載し、SUVとしての走破性が向上した。

車内には、12.3インチの大型ディスプレイを計器板に使った「デジタルヘッドアップインストルメントパネル」を搭載。エアコンやナビゲーションは8インチのタッチパネルで操作する。フラットボトム形状の小径ステアリング・ホイールも、現行プジョーが採用する「i-Cockpit」の特徴だ。



3008 GT BlueHDiは今年8月に導入開始となる予定で、消費税込み価格は426万円と発表された。なお、プジョー・シトロエン・ジャポンでは、4月25日から5月7日まで、東京ミッドタウンで新型3008のポップアップ・イベントを開催する。来場者は展示されている実車に触れて、i-Cockpitを体験できるほか、4月26日〜5月2日の期間には東京ミッドタウン周辺を短時間ながら実際に試乗できるという(事前予約不要・先着順)。



そしてこの日もう1台、日本導入が発表されたのが、7人乗り3列シートを備える「5008」だ。パワートレインや基本技術は3008と共有するが、ホイールベースは165mm延長されて2,840mm。全長は4,640mmとなる。全幅は3008と変わらず1,840mm。全高は20mm高い1,650mm。3座独立の2列目シートと、簡単に畳めるだけでなく完全に取り外しも可能な3列目シート、そしてフラットな荷室を持つなど、優れたユーティリティ性能を特長とする。展示車は、ボディ・カラーと合わせた色のスウェードとダイヤモンド・ステッチを用いたシートが、実に洒落ていた。




日本仕様は、165psの1.6リッター・ガソリン・ターボを搭載する「5008 Allure」と、180psの2.0リッター・ディーゼルを積む「5008 GT BlueHDi」という2モデルがラインアップされ、専用ボディ・カラーが3色用意される予定だ。発売は前述のように今年の秋。価格が発表されたら、また改めてお伝えしよう。


プジョー・ジャポン 公式サイト
http://www.peugeot.co.jp/