家庭用ゲーム機でレーシングゲームをする時、過去に所有していた車種やブランドを選ぶことはないだろうか? 多くの方は心当たりがあるに違いない。そして、このロジックは逆にも働くようだ。人気ゲームの『グランツーリスモ』や『プロジェクトゴッサム・ワールドストリートレーサー』などを愛するプレイヤーたちは、ゲーム中に登場するクルマの実車にも親近感を抱くらしい。ということは、スバル「インプレッサWRX STI」三菱「ランサーエボリューション」にも愛情がわくということか?

カナダのフィナンシャル・ポスト紙が、被験者を2グループに分けてある実験を行った。Aグループの人たちはゲーム機の前で実際にゲームをプレイしてもらい、Bグループは別の部屋で、プレイはしないがAグループがプレイする様子をモニターで見るというもの。実験終了後、両グループに、ゲームの中に登場する車種を買いたいかどうかアンケートを取ったところ、なかなか面白い結果が出た。実際にゲームをしたグループは見ていただけのグループに比べ、車を買いたい気持ちが強いというのだ。

もちろん、これは単なる実験に過ぎないが、自動車メーカーや広告主たちが、この結果に注目することは間違いない。なぜなら、ゲーム内広告市場は数年以内に18億ドル(約2,000億円)規模になるとも言われているからだ。

先日もポルシェが『グランツーリスモ』に収録されるという情報や、マイクロソフトと提携するというニュースをお伝えしたが、プレイした人たちが実際にどれほど購入するかは気になるところである。

こちらは過去の記事を加筆・修正を行い、再掲載したものです。

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