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欲しいものが手に入らないなら、自分で作ってみるのはどうだろう?

少なくともフロリダ州オールズマーのコーネリアス・クローニン氏はこの考えを実行し、アメリカ車のシボレー「S10」を 900ドル で購入後、そのガソリン・エンジンを電気式パワートレインに交換してしまった。

意外じゃなかった手作り電気自動車

フロリダではDIY式の電気自動車熱が高まり、タンパ湾周辺では個人や中小企業が自作の電気自動車に次々と取り組んでいる。彼らのようなエコ志向の人々は高価で長距離を走れる自動車を製作しているわけではない。25~50マイル(約40~80km)の走行距離で十分なのだ。

フロリダ州セントピーターズバーグにあるソーラープールヒーターの製造会社で社長を務めるセバスチャン・ブルジョワ氏も自作の電気自動車を製造した一人だ。彼の場合は1965年のフォルクスワーゲン「ビートル」を電気自動車へと作り変えた経験を生かして、部品と製作情報のキットを7,000ドルで2008年に販売を展開した。車好きにとってのフロリダは「キャデラック・ファンが多いだけ」というイメージがあったのだが、それは過去の話のようだ。

日本では法規や車検の関係上、気軽に改造に踏み切れない事情もあるが、低予算で旧いクルマを電動化し甦らせることができれば、さらにエコロジーにつながるのではあるまいか。日曜日にホームセンターで買ってきたキットを使って、エンジンやトランスミッションが壊れた20年落ちの中古車を電気自動車に改造して走るように直す、なんてことが、普通にできるようになったら素晴らしいのに。

※こちらは過去の記事を加筆修正を行い、再掲載したものです。