ホンダは、一昨年の「EICMA2015」で発表し、注目を浴びていた新たなアドベンチャーモデル、「X-ADV(エックス エーディーブイ)」を、4月14日に発売する。


 X-ADVは、「GO EVERYWHERE with EXCITEMENT~アクティブな心躍る気持ちで、どこへでも行ける~」をコンセプトに「平日は都会をスマートに移動し、休日は日常を離れて冒険へといざなう"アドベンチャースピリット"を持つモーターサイクル」として遊び心あふれるモーターサイクルライフを提供することを目指し開発された。


 スタイリングは、前後方向に短く塊感のあるボディーとサスペンション長の長いアップライトなシルエットでアドベンチャーテイストを強調。フロントからリアまで、エッジの効いた統一感のあるキャラクターラインで構成されたボディーにより、プレミアム感と上質感を融合させ力強くスタイリッシュで新鮮な外観を実現した。


フロントは、サスペンションの動き始めの作動性に優れ、剛性感のあるインナーチューブ径φ41mmの倒立フォークを採用し、リアは、スイングアームのクロス部を中空、アーム部をコの字断面とした軽量の新設計アルミスイングアームと作動性に優れたプロリンクサスペンションを採用。前後ホイールにチューブレスタイプのステンレス製スポークと軽量なアルミリムを採用。郊外の荒れた舗装路からフラットダートまで軽快な走りを実現するため、フロントに17インチ、リアに15インチのブロックパターンタイヤを採用し、アドベンチャーテイストを演出している。


 パワーユニットには、水冷・4ストローク・OHC・4バルブ直列2気筒745ccエンジンにオートマチックトランスミッションの操作性とマニュアルトランスミッションのを融合したDCTに専用セッティングを施し組み合わせた。アップダウンやコーナーの多い郊外のワインディングでは、低いギアを選択する領域を拡大した変速制御をDモード・Sモードに採用し、スポーティーなライディングフィールを実現、タイヤサイズやドライブチェーン駆動部位の最適化を図り、市街地での機敏な走行も可能した。


小回りが効く39°のハンドル切れ角、市街地でもライダーが遠くまで見通せるアップライトなライディングポジションを採用し、高速域での安定感と市街地での取り回しの良さを両立。リアカウルの幅を450mmに抑えながら、21L容量の大容量ラゲッジボックスを採用し、乗車時のパッセンジャーの快適性を確保しながら、フルフェイスヘルメット1個の収納を実現させた。ボックス内にはLEDラゲッジライトとアクセサリーソケットを標準装備。


 電装は、全ての灯火器にLEDを採用し先進性を演出。ツーリングでの利便性を高める別体型ETC車載器やスポーツグリップヒーターを標準装備している。ウインドスクリーン後部に配置したスピードメーターは、限られた表示スペースにより多くの情報を表示させるためスクエア形状を採用。インジケーターはハンドル中央部に備える別体式とすることで、ラリーレーサーを彷彿させるスピードメーター周りを実現した。

「X-ADV」の国内年間販売目標台数は400台、希望小売価格(消費税込み)は、デジタルシルバーメタリック 1,209,600円、ヴィクトリーレッド 1,242,000円。

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