トヨタ自動車の米国生産事業体であるToyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.は本日、工場の刷新に向けた13.3億ドルの投資を発表した。


<2018 北米国際自動車ショー>

 今回の投資により、TNGAをベースとした初の北米生産車である新型「カムリ」の生産に向け工場を刷新する。設備更新や新塗装工程導入など、生産工程の最新鋭化・効率化を通じ、工場全体の競争力強化を図る。

 投資額は、自動車会社による同州での投資としては過去最大で、それ以外の業種をあわせても、過去2番目に大きい投資。今回の投資と、レクサス車生産などで2013年に公表した5.3億ドルの投資をあわせると、ここ4年間で公表したTMMK投資額は約18.6億ドルに達する。


 北米トヨタCEOのJim Lentzは、「今回の投資は、今年1月に公表した今後5年間における米国への100億ドルの投資計画の一環であり、これまでトヨタが60年以上にわたり米国で行ってきた約220億ドルの投資の上にさらに積み重ねていくものである。TNGAの導入により、さらなる低燃費化、キビキビとした走り、走行安定性や乗り心地の向上など、トヨタの『もっといいクルマづくり』を進めていく」と述べた。


<マット・ベビン州知事、杵渕正巳・在ナッシュビル日本国総領事、TMMK社長ウィル・ジェームス>

 TMMK社長のWil Jamesは、「TMMKの歴史で過去最大である今回の投資は、TMMK従業員の技能や製品品質が高いことの証であり、これまで築き上げてきた地域社会との協力関係の賜物である。今回の工場刷新を通じ、よりフレキシブルで競争力のあるモノづくりを進めるとともに、同州との関係をさらに強固なものにしていく」と語った。


 TMMKは、トヨタが世界に保有する工場の中でも最大規模を誇る。現在の従業員数は、新型「カムリ」の立ち上げに向けて行った700名以上の追加雇用を含め、過去最高の約8,200名。昨年TMMKは、トヨタの北米生産車の約4分の1にあたる50万台以上を生産し、1986年以降これまでに、トヨタの北米生産車の3分の1以上にあたる約1,100万台を生産した。

■アメリカ合衆国大統領 Donald J. Trump(ドナルド・J・トランプ)
 「ケンタッキー工場へ13億ドルを投資するというトヨタの決定は、現政権下において、製造業が経済環境の大幅な向上に自信を持っていることを改めて示すものである。また、最近の全米製造業者協会による2017年展望調査において、楽観的な見通しを示した製造業者の割合が数か月前より37%上昇し、現在93%となっている結果に同調するものである」

■ケンタッキー州 Matt Bevin知事
 「グローバル企業であるトヨタによる13.3億ドルもの投資は、世界最高レベルの品質で米国製の車を生産するという同社の決意を改めて示している。今回の決定は、仕事に勤勉かつ熱心に従事するケンタッキー工場従業員の尽力の賜物であり、トヨタが同州での生産事業に強みを感じている証である。ケンタッキー州が米国において優れた技術・生産拠点であると示されたことをうれしく思う」と語った。


■トヨタ 公式サイト
https://toyota.jp/