【ビデオ】トヨタ、アウトドアに出掛けたくなる新型コンセプト「TOYOTA FT-4X」を発表
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トヨタは12日に開幕したニューヨーク国際オートショーにおいて、新たなコンセプトカー「TOYOTA FT-4X」を世界初披露した。

TOYOTA FT-4Xは、アウトドアシーンを中心にクルマの新しいあり方を提案する小型SUVベースのデザインコンセプト。米国のデザイン拠点「Calty Design Research, Inc.」(以下、Calty)が手がけた車両で、米国において、「手軽さ」や「カジュアルさ」を好み、思い立ったらすぐにアウトドアに出かけたい都市部在住の「ミレニアル世代」(30代半ばまでの若者世代)をターゲットに想定して企画したという。米国版のプレスリリースによれば、「大胆な都市生活者のための現代的4×4ツールボックス」だそうだ。



そのデザインテーマは「Rugged Charm(頑丈で魅力的)」。エクステリアでは、「X(エックス)」をモチーフにした特徴的なスタイリングとしつつ、グリルは水平基調を採用して、「ランドクルーザー」などトヨタの伝統的なSUVデザインも踏襲。サイドミラーにはGoProの小型カメラ「HERO5 Session」が搭載されているが、これは安全のために車両周囲の状況をモニターする...というより、トヨタによれば「アドベンチャーの瞬間を記録するため」だとか。ドアハンドルはグローブをしたままでもグリップしやすく、「メカニカルな操作感」が得られるように設計されているという。ユニークなリア・サイド・ウィンドウは取り外し&カスタマイズが可能。バックドアは都市部では横開き、ルーフを活用したいアウトドアでは縦開きと、シーンに合わせて使い分けることができる。そのドアの内側には、冷蔵と保温で使い分ける2つのコンソールボックスが装着されている。



インテリアでは、取り外し可能で外でも使えるオーディオやルームライト、飲料用ボトルとして使えるドアハンドル、センターコンソールに収納して普段はアームレストとして機能する寝袋(The North Face製)など、アウトドアシーンで役立つユニークな装備やデザインを数多く採用することで、いつ・どんな場所からでもアウトドアに出かけて、活躍できるクルマを目指したとのこと。ドライバーの目の前には、様々なアプリが活用できるようにスマートフォンが装着できる。シリンダータイプの回転するエアダクトは、湿ったグローブなどを換装させるのに役立つ。荷室のフロアはスライド可能。引き出せばベンチになるし、その下には濡れた衣類などもそのまま入れられる収納スペースが現れる。



車体には、現行型「プリウス」や「C-HR」でお馴染みの「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」プラットフォームを採用し、4輪駆動システムも搭載することで、走る楽しさやタフユース性能も備えているという。エンジンは「小排気量の4気筒」とだけ発表されている。サイズは、全長167.3インチ(約4,250mm)× 全幅71.7インチ(1,821mm)× 全高63.9インチ(1,623mm)。ホイールベースは103.9インチ(約2639mm)というからおそらく「C-HR」と共通だろう。サスペンションも前マクファーソンストラット、後ダブルウィッシュボーンと、プリウスやC-HRと同型式だ。



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Caltyのケビン・ハンター社長は「今回、私たちは、クロスオーバー車が都市部や郊外でのアウトドアシーンに付加できる楽しさや新たな価値を追求した。TOYOTA FT-4Xは、スタイリングと機能が融合したクルマであり、思いやりと魅力にあふれた装備を通じて、アウトドアでの楽しさと利便性を提供することができるクルマだ」と語った。

スタジオ・チーフ・デザイナーのイアン・カルタビアーノ氏は「デジタルなインターフェースが多用される現代でも、メカニカルなデザインや機能の満足感は重要だと考えており、TOYOTA FT-4Xのデザインや装備の多くはその考えをもとに企画した。お客様にはこのクルマと接してワクドキを感じて欲しい」と述べている。

デザインテーマと4つの構成要素
テーマ 「Rugged Charm(頑丈で魅力的)」
Simplicity:複雑さを排除した目的にかなうシンプルさ
Capability:様々な用途に応える多彩な機能・性能
Durability:日常ユースでもアウトドアユースでも発揮される耐久性
Lineage:ランドクルーザーなどトヨタの歴代SUVが備える伝統を継承





トヨタ 公式サイト
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