アストンマーティンには新型SUV「DBX」を生産するための新工場が必要だ。昨年、この英国の自動車メーカーは、南ウェールズのセント・アサンにあるイギリス空軍の旧基地を生産拠点として選んだと発表していたが、今月6日にその施設が同社に正式に引き渡され、記念式典が行われた。

これは同社の成長戦略の1つであり、ウォリックシャー州ゲイドンにある既存の生産工場とは別の新工場として、世界中の20の候補地の中から選ばれた。この2つの生産工場は、2020年までに1,000人分の新しい仕事を創出する予定だ。また、それだけにはとどまらず、アストンマーティンは、ウェールズ全体の雇用促進に一役買っており、クルマの生産に関わるサプライチェーンや地元企業を含めると、さらに3,000の仕事を生むという。

この施設の3つの格納庫が、2019年までに自動車生産工場に改装される。この日の式典には、マイケル・ファロン国防大臣が出席し、国防省からアストンマーティンにイギリス空軍の旧施設が公式に引き渡された。他にもアストンマーティンのアンディ・パーマーCEO、ウェールズ相のアルン・ケアンズ氏、ウェールズのカーウィン・ジョーンズ首相らが出席した。

「2019年のDBX生産に向け、アストンマーティンのセント・アサン工場改装のための、特別な日をウェールズで迎えました」

アンディ・パーマーCEOは、次のようにコメントしている。「その大きさと規模からして、セント・アサンのこれらの巨大な格納庫『スーパー・ハンガー』は、既存の建造物の中で、私たちの第2の生産施設を構えるための素晴らしい条件を満たしています。元々イギリス空軍の基地であった、ゲイドンにある私たちの本社とスポーツカーの工場のように、セント・アサンは相応しいと言えるでしょう」


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー