【ビデオ】米国ホンダ、205馬力の新型「シビック Si」セダン&クーペを発表
Related Gallery:2017 Honda Civic Si Coupe and Sedan

ホンダシビック」というパズルで最後のピースとなる「シビック Si」が、ついにベールを脱いだ。しかし、予想されていたほどパワフルではなかった。セダンとクーペのいずれも、1.5リッター直列4気筒ターボ・エンジンを搭載し、最高出力205hp/5,700rpmを発生するというから、パワーは先代のシビック Siと変わらない。ただし、最大トルクは2.5kgmアップの26.5kgm/2,100~5,000rpmに向上している。

The first ever turbocharged Honda Civic Si

エンジンは他のスポーツ・コンパクトに比べると見劣りするものの、エンスージアスト向けの装備は抜かりない。トランスミッションは6速MTのみの設定で、ヘリカルLSDを介して駆動力を伝達する。ブレーキング・システムで模したものではなく、正真正銘の機械式LSDだ。もちろん、スプリングとアンチロールバーは強化され、「シビック TYPE R」と同じアダプティブダンパーとフロントアッパーコントロールアームが組み合わされている。足元には、12.3インチの大径フロント・ブレーキローターと、ワイドな235mmタイヤを装着。「スポーツ」ボタンを使ってサスペンションやステアリング、アクセル応答性をスポーツ走行向けに切り替えることも可能だ。

エクステリアは、セダンもクーペも、「シビック ハッチバック」に似たアグレッシブなフロントバンパーとブラックグリルが与えられている。リアはそれぞれ大型フェイクベントとセンター出しエキゾーストパイプフィニッシャーを収めた独自のバンパーを採用。リアスポイラーの形状も異なっており、クーペは支柱のあるウィング、セダンはトランクリッドに直接装着された控えめなスポイラーだ。車内には、ボルスターが大きく張り出した専用スポーツシートに「Si」のロゴが刺繍されている。スポーツペダルはアルミニウム製で、メーターやインフォテインメント・システム、ボタン類はレーシーな赤で彩られている。



快適装備やエンターテインメント機能も充実しており、シートヒーター、デュアルゾーン式エアコン、雨滴感知式ワイパー、インフォテインメント・システム用の7インチ・タッチスクリーン、450ワットの10スピーカー・オーディ・オシステムなどが搭載される。

価格は2万ドル台中頃とだけ発表されている(参考:2万5,000ドルは約278万円)。新型シビック Si セダンとクーペはいずれも米国では5月に発売予定だ。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー