アウディ、9年ぶりにフルモデルチェンジした新型「A5」シリーズの日本導入を発表 前輪駆動モデルなら546万円から
アウディ ジャパンは、9年ぶりにフルモデルチェンジした「アウディ A5」シリーズの日本導入を発表。4月4日より受注を開始した。

2007年に初代「A5 クーペ」がデビューしてから9年ぶりに世代交代した2代目A5は、先代と同様、2ドア・クーペのほか、4ドア+ハッチゲートを備える「A5 スポーツバック」、開閉式ソフトトップを装備した「A5 カブリオレ」が揃い、それぞれに高性能な「S5」がラインアップされる。さらに今回は、日本でA5シリーズの8割を超える顧客が選ぶというスポーツバックのみ、価格を抑えた前輪駆動モデルも用意された。




先代より長く、しかし幅と高さはわずかに縮小したボディは、サイドのキャラクターラインがさらに強調され、ボンネットの中央には「パワードーム」と呼ばれる隆起が加えられた。太いCピラーと張り出したフェンダーは、1980年代の伝説的な「アウディ クワトロ」から受け継ぐDNAを表現したという。シングルフレーム・グリルより上に配置されたヘッドライトや、ドアに移されたサイドミラーなどから、よりシャープで精悍になったと、アウディ ジャパンの斎藤徹社長は主張する。





そのフロントに縦置きされるエンジンは3種類。通常時は前輪40:後輪60に駆動力を配分する「クワトロ」システムと組み合わされた2.0リッター直列4気筒ターボは、最高出力252ps/5,000-6,000rpmと最大トルク370Nm/1,600-4,500rpmを発生。従来型のエンジンに比べ、同排気量のまま41psと20Nmも向上した。デュアルクラッチ式7速「Sトロニック」トランスミッションとの組み合わせで、0-100km/hまで6.0秒で加速する。JC08モード燃費も先代の13.6km/Lから16.5km/Lに21%も改善されたという。




新たに設定された前輪駆動モデルには、ミラーサイクルを採用した新開発の2.0リッター直列4気筒が積まれる。こちらは最高出力190ps、最大トルク320Nmに抑えられるが、欧州のテストモードでは17.5km/Lという低燃費を達成したという(日本仕様は認可取得前)。こちらもトランスミッションは7速Sトロニックとなる。

そしてS5は、最高出力354ps/5,400-6,400rpm、最大トルク500Nm/1,370-4,500rpmを誇る3.0リッターV型6気筒ターボと、トルクコンバーター式8速ティプトロニック・トランスミッションを搭載。もちろんクワトロ・システムによって4輪を駆動し、0-100km/h加速4.7秒(S5 クーペ)、JC08モード燃費12.7km/Lと発表されている。

50km/h以下の速度なら走行中でも開閉可能なソフトトップを装備するカブリオレは、新プラットフォームの採用によりボディ剛性が40%向上した(今回の発表会では展示されず)。



歩行者も検知する衝突回避被害軽減自動ブレーキ「アウディ プレセンスシティ」は全車に標準装備。さらにカメラや各種センサーを使った運転支援システム「トラフィックジャムアシスト」(FFモデルではオプション)では、加速・減速だけでなくステアリングにも介入し、レベル2の半自動運転機能を実現する。



消費税込み価格は、前輪駆動で17インチ・タイヤ装着車の「A5 スポーツバック 2.0 TFSI」なら546万円から。パワートレインが同じならスポーツバックとクーペは同価格で、「2.0 TFSI クワトロ スポーツ」は686万円、「S5」は913万円。シリーズ中最高価格は「S5 カブリオレ」の998万円となっている。発売は4月下旬から開始される予定だが、カブリオレと前輪駆動モデルは7月下旬になる見込みだ。詳しい情報は以下のURLから公式サイトをご覧いただきたい。


アウディ ジャパン 公式サイト
http://www.audi.co.jp/