ランボルギーニ、2台目となるパトカー仕様の「ウラカン」をイタリア警察に納車!
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ランボルギーニが、「ウラカン LP 610-4」のパトロールカーをイタリア警察に寄贈したとお伝えしたのは約3年前のこと。このウラカンは、その前から使用してきた「ガヤルド」に代わって2015年からローマで任務に従事していた。そして今回、2台目のウラカンがボローニャで働くため、イタリア警察に納車された。

有罪から無罪となり、再び有罪、無罪となったアマンダ・ノックスのペルージャ英国人留学生殺害事件をみても分かるように、この国の法の執行は少しやり方が違うようだが(日本版編集部注:アマンダ・ノックスと同じ米国人記者の感想です)、それにしても、なぜ警察が3,000万円もする610馬力のスーパーカーを必要とするのだろうか?



まず1つ目の理由は、正常な心を持っている人ならば、ランボルギーニから寄贈されたら断れないということ。2つ目は、国のプライドやオシャレさを見せつけるためだ。プレスリリースには次のようにある。

「イタリア警察の公式カラーであるポリス・ミディアム・ブルーにホワイトを合わせ、ウラカンのダイナミックなルックスに合うよう特別に製作されたレタリングが施されています。車体の両サイドには イタリア国旗の3色のストライプがあしらわれています。ウラカン・ポリツィアにもすべてのランボルギーニ車と同様にピレリ P ゼロタイヤが装着され、サイドウォールには特別に製作された警察カラーのポリス・ミディアムブルーがペイントされています」

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そして3つ目の理由として、イタリア警察はその能力に見合った役どころを作り上げた。一般的な警察のパトロールカーに搭載されている警察無線、タブレット・コンピューター、ガン・ホルスター、消火器、交通整理を行うための取っ手付きの標識などに加え、「最も重要な任務は医療支援」というこのランボルギーニは(ほとんどの米国のパトロールカーと同じように)救急用AEDも装備。さらに、フロント・トランクには移植用臓器を緊急搬送するための特殊な冷蔵システムを備える。2016年にイタリアでは複数の患者による臓器移植手術が立て続けに行われた2つの事例があったが、イタリア警察のランボルギーニは、北西部のロンバルディア州から中部のトスカーナ州まで、迅速な対応が求められる中、提供者の臓器を受給者に運びまわったという。

臓器移植に役立つことは素晴らしいが、おそらくこのクルマの主要な任務は、イタリア警察とランボルギーニ両方の親善大使的な役どころで、自国民や他国の人々にイタリアのカッコ良さを宣伝することにあるのだろう。


By Greg Rasa
翻訳:日本映像翻訳アカデミー