メルセデスAMGの新型ハイパーカーは、走行5万kmごとに全面的なオーバーホールが必要!?
メルセデスAMGから今後発表予定のハイパーカーを購入しようと考えている方は、保証延長サービスを付けた方がよさそうだ。でなければ、かなりの維持費を覚悟しなければならないだろう。というのも、自動車情報サイト『Motor 1』がメルセデスAMGのトビアス・ムアースCEOから聞いた話によると、この新型ハイパーカーが搭載するV6ターボ・エンジンはF1用がベースであるため、走行距離5万kmごとに全面的なオーバーホールが必要になるというのだ。それほどの距離を走らないとしても、このメルセデスAMGの新型マシンは価格が250万ドル(約2億8,000万円)にも上り、1,000馬力を超えるハイパーカーになるという噂なので、メインテナンスを必要とする頻度はトヨタ「カムリ」並みというわけにはいくまい。

300台の限定生産になるというこのクルマには、2016年のF1世界選手権で19勝を挙げたメルセデス「W07」の1.6リッターV6ターボが搭載されると言われているが、許容回転数は1万1,000回転あたりに制限されるようだ。しかし、これに加えて複数の電気モーターが(少なくとも)前輪にパワーを伝達する4輪駆動で、車両重量は1,000kgを切る可能性さえあるというから、その加速は恐ろしいほどの速さになるはずだ。今年9月に開催されるフランクフルト・モーターショーまで、その全貌はベールに包まれたままだが、これから少しずつ、ティーザーや宣伝によって情報が明かされるだろう。

とはいえ、このような超高額ハイパーカー(例えば、ポルシェ「918スパイダー」マクラーレン「P1」フェラーリ「ラ フェラーリ」ブガッティ「シロン」など)の多くは、それほど多くの距離を走ることはないのが常だ。ほとんどのオーナーは5万kmどころか、2万kmも乗らないに違いない。だからこそ、メルセデスMAGはそれほどメインテナンス費用を気にせずに、パフォーマンスを重視したのだろう。ましてや数億円のクルマを買えるほどの財力がある人なら、十分に走行を楽しんだ後にそれなりの費用が掛かっても、文句を言うことはあるまい。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー