【ビデオ】ダッジ、新型「チャレンジャー SRT デーモン」の強大なトルクに耐えるために改良された駆動系パーツをチラ見せ
トルクは魅力的だ。素晴らしい捻りと引っ張りの力で、2トンもの金属の塊を狂気のスピードで前進させる。トルクは気まぐれでもある。何のためらいもなく、その金属部品を曲げたり折ったりしてしまう。だからこそ、ダッジが間もなく発表する新型「チャレンジャー SRT デーモン」では、新しい技術と強化パーツで増加したトルクに対応する必要があった。ホイールホップと戦うために開発されたソフトウェアも搭載され、これが最も劇的な方法でトルクをコントロールするという。

第8弾の予告ビデオ「Race Hardened Parts(レースで鍛えられたパーツ)」は、これらの新しいパーツがどんな働きをするのかを示唆している。デーモンのトルクがどれほどに強大になるのかはまだ不明だが、アップグレードされたプロペラシャフト、ハーフシャフト、ディファレンシャルハウジングが、その凄さを十分に保証していると言えるだろう。デーモンのベースとなった「チャレンジャー SRT ヘルキャット」は、既に89.9kgmもの最大トルクを発揮する。新しいパーツは、デーモンのエンジンが生み出す力をNITTO製ドラッグレース用ラジアルタイヤに適切に伝達するために、大いに役立つに違いない。

新開発のプロペラシャフトには、高強度鋼と熱処理されたスタブシャフトが使われており、トルク容量を15%増加するために、チューブの厚みが20%増している。さらに、改良されたディファレンシャルハウジングは、熱処理を施したA383アルミ合金とショットピーニング加工の高強度ギアセットを用いることによってトルク容量が30%増加。41本のスプラインが刻まれたハーフシャフトは、高強度の低合金鋼と8ボールジョイントを使用し、トルク容量が20%増加したという。

ハードウェアに加え、「Launch Assist(ローンチ・アシスト)」ソフトウェアが、ホイールホップを抑えるようにチューニングされている。ダッジによれば、デーモンは量産車として初めて、ホイールスピードセンサーでホップを検出し、一時的にトルクカットを行う機構が搭載されるという。これはつまり、コンピュータがトラクションを処理している間、ドライバーは右足をしっかりと踏み込んだ状態でいられることを意味する。これまでは自分でスロットルを戻してトルクカットするのが最良の解決法だった。

さらに、デーモンには4点式ハーネスのマウントバーがオプションで用意されるという。このバーは、アフターマーケットのパフォーマンスパーツを扱うSpeedlogix社が供給し、撤去された後部座席の位置に取り付ける。顧客は、適切な場所を見つけるためにクルマを改造することなくバーの設置が可能だ。

デーモンが4月のニューヨーク国際オートショーでデビューするまでに公開された予告ビデオと情報は、ifyouknowyouknow.comでチェックできる。




By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー