パガーニ、「ウアイラ 」のロードスター・バージョンを公開
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パガーニ「ウアイラ」が発表されてからすでに6年が過ぎた今、ジュネーブ・モーターショーで遂にそのロードスター・バージョンが公開された。見た限りでは、どこを取っても実に素晴らしい仕上がりだ。

ロードスターやコンバーチブルは、ベースとなるクーペに比べると若干重くなることが多いが、パガーニの場合は当てはまらないようだ。剛性が高いカーボン・チタン製のモノコックや25%軽量な「HiForge」アルミ・サスペンションのお陰で、ウアイラ ロードスターの車両重量は1,280kgと、1,350kgのクーペより70kg軽くなった。単にルーフを電動のこぎりで切り取っただけでは全くなく、ロードスター仕様にするためにあらゆる部分が見直されたのだ。


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メルセデスAMG製エンジンは改良され、クーペでは720hp"しか"発揮できなかったところ、最高出力753hp、最大トルク102kgmに向上した。パガーニによれば、このV型12気筒と2基のターボチャージャーは、スロットルのレスポンスが改善されているという。ドライサンプ潤滑システムも採用されている。トランスミッションは新開発のX-Trac社製7速で、クーペのデュアルクラッチ式に替わり、シングルクラッチのAMT(オートマチック・マニュアル・トランスミッション)となる。「より旧式のテクノロジー」が採用された理由は、デュアルクラッチ式より40%軽量で、ロードスターにはこちらの方が合っていると判断されたからだとか。X-Trac社は、英国のレーシング・ギアボックスに特化したエンジニアリング会社で、メルセデスAMGペトロナスF1チームの公式パートナーである。

ウライア ロードスターには、天候によって選べる2種類のルーフが用意されている。カーボンファイバーとガラスで出来た着脱式のハードトップと、突然降り出した雨に備えるファブリック製のソフトトップだ。

車両価格は228万ユーロ(約2.8億円)。これを見て注文しようと思った人は、残念ながら一足遅かった。限定100台はすでに完売しているという。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー