ケーニグセグ、顧客のもとに最初に届けられる2台の「レゲーラ」を公開
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初公開から1年以上が経ち、ようやく最初に生産された2台のケーニグセグ「レゲーラ」が間もなく顧客に納車される。同社はそれを記念して、3月7日に開幕した今年のジュネーブ・モーターショーに、最高出力1,500hpを発生するこのスウェーデン製ハイブリッド・スーパーカーの顧客向け初期生産車両を展示している。ケーニグセグがスウェーデンのエンゲルホルム工場で2台を同時に製造したのは、これが初めてだという。

レゲーラの主な仕様はすでに公開されているが、その数字はジョークに思えるほど途轍もない。電気モーターとツインターボV8エンジンが発揮する合計1,500馬力ものパワーは、「ケーニグセグ・ダイレクト・ドライブ(KDD)」システムを介して全て後輪に伝達される。3基の電気モーターは800ボルトのシステムから電力の供給を受け、670hpというかなりの最高出力を発生。実績のあるケーニグセグ製V8エンジンが残りのパワーを生み出す。

レゲーラは、カーボンファイバーのボディに合わせてカーボンファイバー製ホイールを装着し、これにミシュランの新型タイヤ「パイロットスポーツ 4S」を履く。完全に格納可能な新型の吊り下げ式リアウィングなど、先進的なエアロパーツを採用することで、エアロダイナミクスの向上を図っている。着脱式のルーフパネルも格納可能だ。画像1枚目の車両は、ブリティッシュ・レーシング・グリーン風のカラーをまとったカーボンファイバーの織り目が、サドルブラウンレザーの内装と美しいコントラストをなしている。



その他の装備としては、調整式スポーツシート、Apple CarPlay(Android Autoには非対応)、電磁誘導式の携帯電話充電ポイント2カ所(iPhoneは電磁誘導充電に対応していないので奇妙だ)、サラウンドビューカメラを搭載。ドライバーがボタンを押すだけで、どのドアやフードでも開けられるという、ケーニグセグ独自の「オートスキン」システムも採用している。エクステリアカラーは選択可能で、最初の納車車両のもう1台はキャンディーアップルレッドとカーボンファイバーの2トーン仕上げとなっている。

しかし、グリーンのカーボンファイバーとブラウンのレザーがいかに美しくても、外見だけを理由にケーニグセグを購入する人はいない。レゲーラは、1,500hpの最高出力とそれに匹敵するほど強力なトルクによって、10秒で300km/h、20秒で400km/hにまで達する。そう、ルーフを開けてそれほど速く走れるクルマなのだ。ジュネーブ・モーターショーの会場で撮影されたレゲーラの写真もお届けする予定なので、楽しみにお待ちいただきたい。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー