【ビデオ】ダッジ、「チャレンジャー SRT デーモン」の新たな秘密を公開 数式で表された「ドラッグ・モード」の性能とは!?
ダッジは4月に発表を予定している新型高性能モデル「チャレンジャー SRT デーモン」について、毎週少しずつ、その秘密を明らかにしている。「チャレンジャー SRT ヘルキャット」をさらにパワーアップさせたこの派生モデルは、あなたの街のドラッグ・ストリップに大騒動を引き起こすに違いない。第7弾となる予告ビデオ「Third Law」(第3法則)では、改良されたサスペンションの働きと、そして新たなSRTの隠されたメッセージが示されている。

ダッジによれば、その前身となったヘルキャットでは、ドラッグ・ストリップにおけるパフォーマンスだけでなく、公道で使用する際の快適性も求められるため、スーパーチャージド6.2リッターV型8気筒HEMIエンジンの性能が存分に発揮されていないと主張する。だが、デーモンはそうではなく、新たに追加された「ドラッグ・モード」を含む「全てのドライブ・モードと状況で満足できるように設計された」という。ダッジでは、この新モードの詳細についてはこれから数週に渡って徐々に明らかにしていくとしており、今回はサスペンションに焦点が当てられている。

この「第3法則」と題するビデオは、英国の物理学者アイザック・ニュートンによる「運動の第3法則」に由来する。つまり、「物体Aから物体Bに力を加えると、物体Bから物体Aに大きさが等しく、向きが反対の力が同時にはたらく」(作用・反作用の法則)ということだ。もし、サイドウォールがよじれるNITTO「NT05R」ドラッグレース用ラジアルタイヤをニュートンが見たら、どんな感想を持っただろうか。おそらく、そこに何らかの作用を見出したに違いない。

サスペンションのセットアップをドラッグ・ストリップに最適化すれば、公道における適性は犠牲になる。ダッジがやったように、ドラッグカーをセットアップする古典的な手法は、「最速で反応するスプリングと、その反応を妨げないソフトなダンパーをフロントに組み込み、あらゆる制限(スウェイバー)を排除してリアのダンパーを増圧する」ことだ。こうすればフロントからリアへの荷重移動は優れるが、横方向のコントロールが非常に悪くなるため、車体を安定させるための微妙な修正が難しくなる。デーモンのドラッグ・モードは、エレクトロニクスを使用することによって、発進と横方向の安定性の優れた両立を実現したという。

ダッジは、この目標を達成するためのパーツおよびそのセッティングと、さらに我々には理解できない数式も挙げている。意味が分かった人は是非ご一報いただきたい。

ハードウェア
・フロントのスプリングレートを35%低下/リアのスプリングレートを28%低下
・中空フロント・スウェイバーのレートを75%低下/リア・スウェイバーのレートを44%低下
・ドラッグ・ストリップ向けに調整されたビルシュタイン製アダプティブ・ダンピング・ショックアブソーバー

ソフトウェア
・後= F/F、前= F/S
・F/F - F/S 維持@ワイドオープンスロットル(WOT)
・F/F - F/F < WOT
・トラクションコントロール無効/ESC維持

結果
・13.5=575@500




By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー